明石・神戸の虫 ときどきプランクトン2
▼
2024年3月5日火曜日

カシトガリキジラミ・羽化の季節

›
  アラカシの葉の裏で、カシトガリキジラミ Trioza remota の羽化が始まっていました。暖冬だったおかげでやや早めのような気もしますが、もっと早いところでは 2月のはじめ に羽化しているのを見たこともあります。 終齢幼虫ですが、葉面から少し体を持ち上げています。普段は ...
2024年3月3日日曜日

センダンコクロキジラミ

›
  久しぶりに見たセンダンコクロキジラミ Metapsylla uei です。エノキの幹をゆっくり上っていくところでした。その名の通りセンダンにつくキジラミですが、個体数は多くないようで、寄主植物上で見つけたのは一度きり( こちら )です。同じくセンダンを寄主とする同属のコクロキ...
2024年3月1日金曜日

ウスイロチャタテ科 Ectopsocus sp.

›
  枝についたまま枯れたヤブニッケイの枯葉を1枚づつ捲っていると、このチャタテが何匹も出てきました。 こちら と同じ、ウスイロチャタテ科の Ectopsocus 属の一種だと思います。ただし、翅脈の末端の斑紋がこちらの方はかなり薄いので別種かもしれません。 翅端まで約2.9mm、...
2024年2月28日水曜日

ズキンヨコバイ

›
  頭巾の名を持つヨコバイでは ヤノズキンヨコバイ Idiocerus yanonis を何度か掲載していますが、この本家(?)のズキンヨコバイ I. vitticollis は初めてだと思います。モチノキの幹にとまっていましたが、多分どこかの隙間か葉の裏で越冬していたのが季節...
2024年2月27日火曜日

クサカゲロウ類の幼虫(+深度合成)

›
  アラカシの葉の裏でじっとしていたクサカゲロウ類の幼虫です。背中にカムフラージュのゴミを背負っていない裸の姿ですが、 スズキクサカゲロウの幼虫 のようにそれが常態なのかどうかは分かりません。体長は大あごをのぞいて約6mmです。 体側に並ぶ突起とそこに生えた多数の長い毛は、やはり...
2024年2月15日木曜日

ユスリカの触角

›
  ♂のユスリカの触角です。 いつもの公園で虫仲間と枝を叩いていた時に落ちてきたのを持ち帰り、スタック撮影したものです。まず最初にこの豪勢な触角のアップを撮り、そのあとで全身像を、という予定だったのですがミスをして、標本を潰してしまいました。したがって種名も分かりませんが、体長1...
2024年2月14日水曜日

海辺で越冬するヒメマダラナガカメムシ

›
  昨年 も同じ時期に同じものを出していますが、海岸に落ちていた木片の裏にいたヒメマダラナガカメムシ Graptostethus servus です。同じ場所に5~6匹集まっていたのですが、朝からよく晴れて気温も上がってきていたので、明るい光があたると速やかに解散してしまいました...
‹
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示

自己紹介

おちゃたてむし
詳細プロフィールを表示
Powered by Blogger.