明石・神戸の虫 ときどきプランクトン2
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2025年4月2日水曜日

カシトガリキジラミの交尾と産卵

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  新年度に入るというのにまだ寒い日が続きますが、3月中頃から 羽化 の始まったカシトガリキジラミが、ようやく開きかけたアラカシの新葉に集まってさかんに交尾していました。 大柄で体色がやや明るいほうが♀です。 もう産卵も始まっているようで、この写真では雌雄の足元にいくつか白い卵が...
2025年4月1日火曜日

カスリウスバカゲロウの幼虫

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  いつもの公園で、いつもの仲間数人での虫探し。Fさんが砂の中からウスバカゲロウの幼虫を掘り出してきました。立ち木の根元に粒の細かい乾いた砂が溜まった場所で、この仲間の幼虫はこういう環境でよく見つかるとのこと。いわゆるアリジゴクの親類ですが、すり鉢状の巣は作らず、浅い砂の下に潜ん...
2025年3月30日日曜日

アカアシノミゾウムシとヤドリノミゾウムシ(深度合成)

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  冬場のケヤキの樹皮めくりではアカアシノミゾウムシ Orchestes sanguinipes とヤドリノミゾウムシ O. hustacheiという、大変良く似た小さなゾウムシが一緒に見つかることがあります。実際、自分でも最初の頃はすべて同じ種だと思っていました。体色と大きさに...
2025年3月23日日曜日

羽化するカシトガリキジラミ

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  カシトガリキジラミ Trioza remota は幼虫で越冬し、早春まだ寒いころに羽化してくるキジラミです。個体数が多く期間も短いのでわりあい羽化を観察しやすい虫ですが、なにしろ小さいので見つけたときにはすでにかなり羽化が進行していることがほとんどで、最初の段階から羽化の一部...
2025年3月20日木曜日

モチノキの幹のゴキブリ卵

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  モチノキの幹の、ちょうど目の高さくらいのところにこんなものがくっついていました。 いわゆるがま口型のゴキブリの卵(卵鞘)です。長さ10mmほどで、10個ほど並んでいる丸い膨らみが一つ一つの卵に対応しているんでしょう。大きさや形からヤマトゴキブリかクロゴキブリだと思います。 が...
2025年3月18日火曜日

ヤナギグンバイ(深度合成)

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  前回の記事 で紹介した、ケヤキ樹皮下で越冬していたヤナギグンバイを数匹持ち帰り、スタック撮影しました。同じグンバイムシでも こちら や こちら 、あるいは こちら に比べるといささか地味な印象は拭えません。そういえば上にあげた3種は全て最近の外来種なので、それらに対してこちら...
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