サクラの葉裏に点々と、黒いタールの滴のようなナシグンバイの産卵痕が散らばっていて、その上に一匹の成虫がうずくまっています。
この時期よく見かける光景で、産卵中の♀ではないかと思います。似たような光景は以前にも掲載していますが、いつも撮影しようと葉を手で持つとすぐに立ち去ってしまうのでなかなか現場を押さえることが出来ません。
これは別の葉ですが、腹端が葉面に接していて産卵中のように見えます。
しかし、腹端が翅で遮られないように葉面すれすれから狙ったもので、逆に手前の葉面が邪魔をして肝心の部分がよく見えません。
そして案の定、それ以上撮れないうちに腹部を上げて立ち去ってしまいました。
蓋の直径は概ね0.1mmくらい。孵化の際にはこの部分がこのようにぱっくりと口を開けるようです。孵化の瞬間は未だ目撃したことがありませんが、いつか撮影できればと期待しています。
(2019.08.02・明石公園)
(2019.08.02・明石公園)
こんばんは
返信削除無事に引っ越されたようで良かったです。
腹部を折り曲げた場面を撮影されているのは凄いです。仰る通りいつも葉や枝を持ちシャッターをきる前に産卵を中止されてしまいます。
BABAさん、こんばんは。
返信削除ちょうどお盆にかかったのでだいぶブランクが出来ましたが、何とか引っ越しが終わりました。レイアウトなんかは、常々BABAさんのページがカッコイイなと思っていたのでほとんど真似をしています。悪しからず。これからもよろしくお願いします。