ミドリグンバイウンカの翅の下に、なにやら黒いものが。
カマバチに寄生されているようです。
幼虫嚢のせいで翅がちゃんと閉じていません。これでも飛べるのかな、と思っていると元気に飛んで逃げて行きました。
(2019.08.25・明石公園)
少し前にこんなものも見ていました。
ノブドウの葉の裏についていた、同じミドリグンバイウンカの幼虫の脱皮殻ですが、やはりカマバチの幼虫嚢らしきものを付けています。
終齢だったようですが、きれいな脱皮殻なので多分無事に羽化したんでしょう。
しかしカマバチの幼虫嚢も抜け殻です。寄主の脱皮に合わせて自分も脱皮し、引き続き同じ寄主にくっついているんでしょうか。記事の最初の成虫も、そんな風に幼虫の段階から寄生されていたのかも知れません。
(2019.08.09・明石公園)
次はさらに別の日に撮ったものです。
ムクノキの葉裏のアオバハゴロモ幼虫ですが、背中にはやはりものを付けています。
この幼虫も、お荷物をつけたまま無事に成虫になれるんでしょうか。
幼虫嚢の長さは約1.5mm。手前の茶色いのは、どこからか飛んできてくっついた草の種か何かです。
(2019.07.25・舞子墓園)
こんな風に、カマバチに寄生され幼虫嚢を背負わされたウンカ・ヨコバイ類は時々見かけるのですが、カマバチそのものは未だ見る機会がありません。いつかその産卵現場を撮ってみたいものです
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