このあたりでは最も普通に見られるカタビロコバチです。越冬中の生体写真は何度も撮影しているので、今回は採集して深度合成撮影をしてみました。
冷凍殺虫でこんな格好になってしまいました。も少し自然な姿勢で撮影できればいいんですが、難しいです。
触角の先端に短い毛が放射状に生えていることが、今回のちょっとした発見でした。
このキイロカタビロコバチは多種のタマバチ幼虫に外部寄生することが知られているそうですが、以前に一度、10月にクロガネモチの実に産卵するのを見たことがあります。同じ木では毎年ニッポンオナガコバチ Macrodasyceras japonicum が羽化してくるのですが、両者に直接の関係があるのかどうか分かりません。
(2020.01.11・明石公園にて採集)
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