2020年5月23日土曜日

プレウロシグマ属の一種(Pleurosigma sp.)

プレウロシグマ Pleurosigma はかつて顕微鏡レンズの分解能をテストするのにその殻の条線が使われていたそうで、メガネケイソウの名があります。これは生きた細胞なのできちんと処理した被殻標本のようには明瞭ではありませんが、その条線が見えています。

偏斜照明で、細胞表面付近にピントを合わせています。

内部には葉緑体が詰まっています。

核は中央にあります。

中央部を拡大。


(2020.04.24・西舞子海岸にて採集)


2 件のコメント:

  1. 初めまして、旧ブログ2015/3/23の記事についてお訊ねしたく書き込ませて頂きます。
    カイガラムシの一種の繭、とありましたが、正式な名前は何でしょうか。
    (よく似た繭を見たので調べていたら辿り着きました。)

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  2. 記事をご覧いただきありがとうございます。
    カイガラムシについてはほとんど知識もなく、またその後の経過観察もしていないので、残念ながら記事に書いた以上のことは分かりません。コナカイガラムシ科かも知れないと書いていますがそれも怪しいと思っています。もし同様の繭をご覧になったのでしたら、採集して中から出てきたものを確認すればある程度候補を絞れるのではないでしょうか。
    お役に立てなくて申し訳ありません。

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