ほんの数年前にはこのあたりで目にすることのなかったキマダラカメムシ Erthesina fullo ですが、今ではすっかり普通種になってしまいました。この派手な模様の初齢幼虫は以前のブログにも一度掲載していますが、今回ようやく、卵殻を取り囲んでいるお定まりの状態をサクラの葉裏で見つけることが出来ました。
またこのカメムシは2齢になるまで卵殻のそばを離れない習性があるようです。
卵は12個見えますが蓋の開いているのは10個、幼虫も10匹で、2個の卵は蓋が開かず、茶色く変色しています。何者かに寄生されているのか、あるいは病気か何かで死んでしまったのかも知れません。
開いていない2個の卵です。
(2020.06.20・明石公園)
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