昨日の記事のシカクミジンコ属の一種と一緒に採集したネコゼミジンコの仲間です。日本産ミジンコ図鑑には国内産のネコゼミジンコ属8種がすべて図示されていますが、その中で該当しそうなのはヒメネコゼ Ceriodaphnia pulchella ネコゼ C. quadrangular アミメネコゼ C. reticulata の3種です。写真で確認するにはかなり微妙な違いしかありませんが、体長が小さい(約0.48mm)ことや殻の網目模様が見えにくい、などの特徴からヒメネコゼミジンコの可能性が高いと判断しました。
育房に卵を持った♀です。
育房の卵は発育を始めています。殻のピントの合った部分に網目模様が辛うじて見えます。
大きな複眼の下に見える小さな黒点が単眼、その前から突き出しているのが第1触角です。
後腹部。
動画も同じ個体です。
(2020.12.13・明石公園 桜堀にて採集)
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