イタチムシの一種は以前のココログや、このブログでも一度動画を掲載していますが、これはまた別の種のようで、体の背面・側面から生えた多数の太くて長い刺が目立ちます。日本で見られる様々なイタチムシ(鈴木隆仁・タクサ 日本動物分類学会誌)という記事には日本産8属の検索表が掲載されていますが、それを辿ると(イタチムシ目の約半数の種を含む)Chaetonotus 属で間違いないと思います。
いつもは動きが早くて追いかけるのに苦労するのですが、今回はわりあい落ち着いていて助かりました。
横向きになると背側の長い刺、腹側の繊毛が見えます。
腹面を向けていて、多数の繊毛と頭部の円い口が見えます。
数枚のピントの浅い写真では確認できない部分がどうしても残りますが、その点動画は、解像度は落ちても焦点が連続的に移動するので全体像が分かりやすくなります。
2021.01.05・明石公園 桜堀にて採集/2021.01.12・撮影)
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