アラカシの樹皮の窪みにいた、翅端まで5mm足らずの蛾です。小蛾類は毎度調べるのに苦労しますが、いつもお世話になっているYAMKENさんの明石の蛾達を覗いてみると、やはり見つかりました。ネムノキで採集した幼虫から羽化してきたものだそうで、コブカザリバガ科のズグロコブカザリバ Gisilia melanobasis とされています。その和名で検索すると他のサイトにもたくさん同じものが出てきました。普通にいるもののようです。
ところで、YAMKENさんのところ以外ではいずれの記事でも学名未定の Ascalenia sp.とされていました。そこで「List-MJ 日本産蛾類総目録」のリストを調べてみると、最近になって学名が決まり、属も移動して Gisilia melanobasis となったそうです。
(2021.06.01・明石公園)
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