サクラの葉の裏に黒いゴマ粒のようにくっついていた小甲虫です。ポロリと落ちないようそっと葉を引き寄せてカメラで覗くと、小さいながらヒゲナガゾウムシの顔をしていました。保育社の甲虫図鑑を調べるとノミヒゲナガゾウムシの仲間のようです。和名にこの名がつく種は3属(Choragus,Citacalus,Melanopsacus)にわたっていて、互いに近似している上に相当数の未記載種があるとのこと。既知の数種の検索表もありましたが、実物を持ち帰って調べないと同定は難しそうです。
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