久しぶりに見つけた美しいナガコバチです。 以前のブログに出したこちらに似ていて、同種かも知れません。BABAさんのところにもよく似たものが掲載されていて、研究者の方からの「Mesocomys 属で恐らくM. albitarsis」というコメントが紹介されています。同じく卵寄生でよく似たAnastatus 属とは「中胸盾板(mesoscutum)の溝がAnastatusがV字型をしているのに対して、MesocomysはU字型をしていることから見分けられます」ということです。下の画像でもその特徴が確認できるので、Mesocomys 属として間違いないでしょう。
2022年2月28日月曜日
2022年2月27日日曜日
ヒメコバチ科 Sympiesis sp.
これはヒメコバチ科の Sympiesis属の一種です。以前のブログに2度(2012/01/08,2016/01/13)登場した S. striatipes によく似ているのですが、胸部の色にかなり青味が強いので別種だと思います。今回は採集してスタック撮影しました。
2022年2月26日土曜日
ギンメッキゴミグモ幼体
ギンメッキゴミグモ Cyclosa argenteoalba の幼体です。体長は2mm強で、トウネズミモチの葉裏にいました。
(2022.02.24・学が丘北公園)
2022年2月24日木曜日
2022年2月23日水曜日
コリケウスの一種(Corycaeus sp.)
メガネケンミジンコという和名を持つコリケウス Corycaeus の一種です。以前このブログに掲載して Corycaeus affinis という種名を教えていただいたものと同種かも知れませんが、こちらの方が後体部が太短いようです。断続的に激しく動いていましたが、その合間を縫ってピントを送りながら連写モードでスタック撮影しました。
2022年2月22日火曜日
カルケシウムの一種(Carchesium sp.)
群体性のツリガネムシ、カルケシウム Carchesium の一種です。同じく群体性で以前にも掲載したエピスティリス Epistylis と違って、普通のツリガネムシのように柄が収縮します。
2022年2月21日月曜日
アザミウマ科 Mycterothrips fasciatus(深度合成)
近所の公園で採集したアザミウマです。カクレミノの葉を捲るとかなり高い確率で見つかりました。2年前にも掲載した、アザミウマ科の Mycterothrips fasciatus Masumoto & Okajima だと思います。前回もカクレミノで見つけていて、この植物で育つ種なのかも知れません。体長は約1.4mmです。
2022年2月20日日曜日
コガネコバチ科 Acroclisoides sp.
以前のブログで何度も登場した(こちらやこちら)大頭のコガネコバチ、Acroclisoides 属の一種です。近所の公園で見つけて持ち帰りスタック撮影しました。
2022年2月19日土曜日
2022年2月18日金曜日
脱皮できないクロスジホソサジヨコバイ
先日雌雄の成虫を出したばかりですが、カクレミノの葉裏で脱皮の途中らしきクロスジホソサジヨコバイの幼虫を見つけました。しかし気温が低いせいか、他の理由で弱っているのか、撮影を始めても一向に脱皮が進みません。こちらが邪魔をしているせいかと思って1時間ほどその場を離れていた後で覗いてみても、はじめと同じ状態でした。すでに新しい表皮が固まりかけているのかも知れません。ヨコバイ類に限らず脱皮や羽化の途中で死んだ虫を見かけることは多いですが、虫にとってはやはり試練の時なんでしょうね。
2022年2月16日水曜日
アオモンツノカメムシ・越冬中の雌雄
昨年9月にカクレミノに産卵しているのを見たアオモンツノカメムシ Elasmostethus nubilus ですが、この日は朽木の樹皮の下で越冬しているのが見つかりました。
2、3匹裏返してみると♂♀どちらもいたので、腹面後端部を撮っておきました。
近似種のヒメアオモンツノカメムシ E. rotundus との雌雄の腹端部の違いについては以前のブログの記事に小樽博物館の山本亜生からいただいたコメントがあります。ヒメアオモンが見つかれば比較してみたいところですが、このあたりの平地にはいないようです。
2022年2月14日月曜日
ディレプタス(Dileptus SP.)
2年ほど前にも同じものを出していますが、 ディレプタス属(Dileptus)の一種です。単細胞の繊毛虫もこれくらい大型のものになると迫力があります。