キマダラカメムシはここ数年で急速に数を増やして今やこのあたりでは最普通種になってしまいました。その卵も木の葉の裏に産みつけられたものがよく目につきますが、空になった卵殻を見ると寄生率もかなり高いようです。以前にも持ち帰った卵塊からナガコバチ科 Anastatus 属の雌雄が羽化して出てきましたが、今回はハラビロクロバチ科のタマゴクロバチ亜科の一種がキマダラカメムシの卵に産卵しているところに遭遇しました。
シャリンバイの葉裏の卵塊はこの種の定数と思われる12個です。
寄主の卵の陰にうずくまるような産卵姿勢はこちらと同じですが、同じ種なのかどうかは分かりません。
ハチの体長ははっきりしませんが、キマダラカメムシ卵の最大径が2mmくらいなので、それよりやや小さいくらいでしょう。
(2022.06.19・明石公園)
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