コナラの枝で、オオワラジカイガラムシ Drosicha corpulenta を捕えたベニヘリテントウ Rodolia limbata の幼虫を見つけました。久しぶりです。
カイガラムシはすでに吸い殻状態です。
同じ木の幹でも捕食中。
葉裏ではオオワラジカイガラムシの下になにか小さいのがもぐりこんでいます。
やはりこれもベニヘリテントウの若齢幼虫でした。カイガラムシを持ち上げても、しっかり噛みついて放しません。
枝に集まったオオワラジカイガラムシの♀たち。
♂も何匹かうろついていましたが、
交尾は見られず。
上はオオワラジカイガラムシ、下はベニヘリテントウ幼虫。なぜかよく似ています。
こんなふうにコナラの葉の裏で静止しているベニヘリテントウの幼虫がたくさんいました。大きさからすると終齢のようなので、蛹化の準備に入っているようです。成虫はまだ見られませんでした。以前撮影した成虫は
こちら。
ベニヘリテントウと同じくオオワラジカイガラムシの天敵であるカイガラツヤカスミカメ Cimidaeorus hasegawai も1匹だけ見かけました。
前回、やはりオオワラジカイガラムシの発生場所で見てから13年ぶりの再会です。
こんばんは、
返信削除オオワラジカイガラムシは、ここ数年ほとんど姿を見ません。
大発生した後、急激に数が減るのは何故なのでしょうね。
しかも、数年経つとまだ大発生するるのを繰り返します。
前回の時は、アカイロテントウが一緒に発生していましたが、ベニヘリテントウハごくわずかでした。
色々と不思議ですね。
そらさん、おはようございます。
返信削除この場所では、オオワラジカイガラムシはあちこちで発生していたのですが、数は少なく、ベニヘリテントウも長い間見ていませんでした。
そろそろ成虫が見られる頃ではないかと思うんですが、その後訪れる機会がありませんでした。明日ぐらい行けるかな?アカイロテントウはまだ見たことがありません。