木の葉の裏で見つけた2種のカメムシ卵です。
一つ目はクサギカメムシ Halyomorpha halys の卵。シャリンバイの葉裏で、全部で28個あります。
卵の直径は約1.4mm。特徴的な破砕器(黒い三角形)と、孵化が近いのか幼虫の赤い眼も見えます。中央の1個だけそのどちらも見えませが、サイズも少し小さいので、未熟卵なのかも知れません。
並んだヒヨコに見えませんか?
黒い破砕器は嘴のようにも、またお面のようにも見えます。その役割については、
こちらのBABAさんのブログで詳しく議論されています。
二つ目はイヌビワの葉裏の50個の卵塊ですが、親がだれなのか見当がつきません。これも以前BABAさんのブログで同種と思われる
孵化後の卵殻が掲載されましたが、種名は不詳のままでした。
先のクサギカメムシ卵より一回り小さく、直径約0.9mmです。
「蓋」の部分を取り巻く長い突起が特徴的ですが、さて何者でしょうか。
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