2024年6月8日土曜日

ウスアオクチブトゾウムシのペア

 マテバシイの葉裏でウスアオクチブトゾウムシ Lepidepistomus elegantulus のペアを見つけたので撮ろうとすると、あっさり落ちてしまいました。しかし周りを探してみると同じ木にまだたくさんいて、多くがペアになっています。何度も失敗しながら、どうにか3組ばかり撮影することができました。
種名はいつもの保育社の甲虫図鑑で、クチブトゾウムシ族の属の検索表と種の説明から見当をつけましたが、この図鑑での属名 Macrocorynus はその後 Lepidepistomus に変更されたようです。以前のブログに出した、アラカシの幹で産卵していた「クチブトゾウムシの一種」も同種だと思います。

一つめのペア。♀の鱗片がかなり剥げていて、赤褐色の地色が見えています。

二つめのペア。

三つめのペアは撮ろうとすると♂が離れてしまいましたが…。

しばらく放っておいた後見に行きと、また戻っていました。体長はどちらも約4.5mmです。

♀の鼻先の赤いのは汚れでしょうか。

(2024.06.01・明石公園)


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