2025年5月21日水曜日

イタドリの花外蜜腺とオオズアリ

 イタドリの茎の、葉柄の付け根のすぐ下のあたりにアリがしきりに口をつけているのでルーペで覗くと、こんな場所に花外蜜腺があるようです。お恥ずかしいことに、イタドリの茎に花外蜜腺があることは初めて知りました。アリは、アカメガシワの花外蜜腺にもよく来ているオオズアリ Pheidole nodus のワーカーです。周囲を見ると、あちこちの蜜腺に1匹づつ来ていました。滑らかな卵型の頭部と長い脚を持った美しいアリですが、何匹もいた個体はどれもいつも見ているものよりだいぶ体色が薄く、内臓や気管が透けて見えます。気になるので念のため図鑑やネット情報を改めて調べてみましたが、別種という可能性はなさそうです。











(2025.05.13・明石公園)

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