2025年6月12日木曜日

アブラムシを捕えたハモリダニの一種

 赤いダニと言えばときどき建物の壁などの上を歩き回っているのが見られるタカラダニ類がよく知られていますが、葉っぱの裏にいる赤い奴は、大きさは同じくらいですが大抵このハモリダニの仲間(ハモリダニ科・ Anystidae)です。捕食性で、葉につくいろいろな小昆虫などを餌にしているので、調べたわけではありませんがおそらくそれが名前の由来でしょう。今回はアキニレの葉の裏でアブラムシを捕えていました。普段はかなり逃げ足が速いのですが、食事中はやはり獲物を捨てて行くのが惜しいのか、葉を裏がえしてレンズを近づけても逃げないことが多いようです。アブラムシの方は触角の配色がトゲマダラアブラムシの仲間に似ている気がしますが、全く見当はずれかも知れません。ダニの体長は1mmほどです。




(2025.05.31・明石公園)



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