昨日の記事のアオマダラタマムシの羽化を待っていた時、同じ切り株にたくさん開いた古い虫孔の一つにツツハナバチ Osmia taurus が出入りしていました。以前のブログにも一度出していますが、竹筒や空き家になった虫孔など既存の穴を利用して巣を造るハナバチです。巣穴に飛び込んで数秒後にはまたとび出していき、すぐにまた戻ってくるということを繰り返していました。動きが速いので見ているだけではよく分からなかったのですが、撮った写真を見ると出ていく時には木屑を一杯抱えていて、それを少し離れた場所に捨ててから戻ってきていたようです。巣穴の拡張工事の最中だったのでしょう。写真のデータを確認すると15から20秒くらいのサイクルでした。木屑を捨てるだけなら穴の口から押し出すだけでも良さそうなものですが、わざわざ遠くへ捨てに行くというのはやはり寄生者に手がかりを与えるのを防ぐためでしょうか。このハチにはシリアゲコバチの寄生が知られているそうです。
下の写真は実際の撮影順ではなく、くり返し大量に撮った中からピントとタイミングの合ったものを選んで、ハチの仕事の行程に沿って並べたものです。巣穴が切り株の凹んだ部分にあって、真上からしか撮れませんでした。
(2026.04.21・明石公園)







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