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2026年10月2日金曜日

蛾の卵に産卵する Telenomus sp.(タマゴクロバチ亜科)

 アカマツの葉に、きれいに並んだ卵が5個。と、その列の端に黒いゴミのようなものがくっついています。もしや、と思ってルーペを近づけると、嬉しいことに産卵中の寄生バチでした。


卵は長径が約2mmで、ネット上の数少ない情報を参照するとマツカレハの可能性が高そうですが、かなりあやふやです。

ハチはタマゴクロバチ(ハラビロクロバチ科、タマゴクロバチ亜科)の一種です。この仲間は以前のブログに何度も出していて、詳しい方からいろいろ教えていただいたのですが、今回の種はこちらやこちらと同じ、Telenomus 属で間違いないでしょう。体長は、産卵姿勢からは正確に見積もりにくいのですが、1から1.2mmくらいです。





普段から探していてもこういう場面にはなかなか行き会えないので、なるだけ刺激を与えないように慎重に撮りはじめたのですが、ハチは全く動じる気配もなく、最後には高倍率で撮るために枝から葉を抜き取っても産卵姿勢を続けていました。その間、ときどき体の方向を変えながらも腹端は同じ場所に付けたままでしたが、産卵にはこんなに時間がかかるものなんでしょうか。

(2026.10.01・舞子墓園)


2026年10月1日木曜日

アブラムシを捕えたヨツボシテントウ幼虫

 コナラの葉の上でヨツボシテントウ Phymatosternus lewisii の幼虫を見つけました。前回は木の幹を歩いていただけでしたが、今回はアブラムシを捕えていました。

楕円形のお皿を伏せたような扁平な体形で、体長は2.5mmくらいなのでまだ若齢と思われます。

この幼虫は、こちらのように獲物の脚に噛みついてそこから体液を吸い取るという面白い習性があるのですが、この角度ではよく分かりません。

今食われているのは手前の黒っぽいアブラムシで、色の薄い方はすでに吸い殻になっているようです。

獲物の隙間から、なんとか口元が見えました。アブラムシの左前脚をしっかり咥えています。

獲物のアブラムシはインドトゲマダラアブラムシ(カバイロトゲマダラアブラムシ)Tuberculatus indicus だと思います。周りの葉の上にも数匹づつついていて、アミメアリが甘露を貰いに来ていました。


(2026.10.01・舞子墓園)