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2019年9月30日月曜日
2019年9月29日日曜日
ヒラアシキバチ
6月末に2種の大型ヒメバチ(Megarhyssa sp.とオオホシオナガバチ)が産卵していたエノキを見に行きました。それらの寄主になっていると思われるヒラアシキバチ Tremex longicollis がそろそろ現れる頃だと期待してのことです。
以前に何度も見たような、数匹のヒラアシキバチがあちこちで産卵管を突き立てているという光景を今回も期待していたのですが、来ていたのは1匹だけでした。それも、産卵管を引き摺りながらとぼとぼと歩いて行く様子はくたびれ切った感じです。
それでも時々立ち止まって産卵姿勢をとりますが、場所が適当でないのかすぐにまた産卵管を鞘に納めて歩き始めます。かなり高い場所を歩き廻るのでカメラを片手で目一杯持ち上げての撮影です。
これも産卵には至らなかった場面ですが、かなりの力を籠めているようで産卵管が撓っているのが分かります。
しばらくその場を離れていた後戻ってくると更に上の方に移動していましたが、ようやく場所が決まり産卵を始めたようでした。この♀がどこから来たのかは分かりませんが、この同じエノキで羽化したものかも知れません。ヒラアシキバチには雄が出現せず単為生殖することが知られていて、以前には羽化・脱出してきたばかりの♀が直ちに産卵行動を始めるのを見たことがあります。
(2019.09.26)
ヒラアシキバチについては以前のブログで何度か記事を書いています。
2019年9月28日土曜日
コシタカシタラガイ
*2020.11.28・追記とタイトル修正*
種名には自信がありませんでしたが、コシタカシタラでOK、とのコメントをいただきましたのでタイトルから疑問符を外しました。この貝には類似種はないので間違えることはないとのことです。
湿った落ち葉を捲ってダニを追いかけている時に見つけた微小なカタツムリです。
殻径は約0.9mm、殻高も同じくらいで、以前同じタイトルで掲載したものに比べると半分くらいの大きさで巻き数も少ないのですが、殻の形や表面の彫刻はよく似ていて、同種の幼貝ではないかと思います。図鑑やネットで探した限りではベッコウマイマイ科のコシタカシタラガイ Sitalina circumcincta によく一致するようですが、参照できる情報が少なく、判断がつきかねています。この日、ほぼ同じ大きさの個体を数匹見つけました。
殻径は約0.9mm、殻高も同じくらいで、以前同じタイトルで掲載したものに比べると半分くらいの大きさで巻き数も少ないのですが、殻の形や表面の彫刻はよく似ていて、同種の幼貝ではないかと思います。図鑑やネットで探した限りではベッコウマイマイ科のコシタカシタラガイ Sitalina circumcincta によく一致するようですが、参照できる情報が少なく、判断がつきかねています。この日、ほぼ同じ大きさの個体を数匹見つけました。
上の2枚と下の3枚は別個体です。
(2019.09.12・学が丘北公園)
2019年9月27日金曜日
2019年9月26日木曜日
2019年9月25日水曜日
ヤマトクモスケダニ
* 2021.12.12 追記 *
落ち葉のダニが続きますが、今回はクモスケダニ科のヤマトクモスケダニ Eremobelba japonica で合っていると思います。撮影したのは多分初めてですが、全国に分布する最普通種だそうです。
2019年9月24日火曜日
2019年9月23日月曜日
2019年9月22日日曜日
2019年9月21日土曜日
2019年9月20日金曜日
オカチョウジガイ幼貝
*2020.11.28・追記とタイトル変更*
当初「オカチョウジガイ科?の幼貝」としていましたが、オカチョウジガイで良いと思う、とのコメントをいただきましたので、タイトルを変更しました。
落ち葉めくりで出てきた小さなカタツムリで、以前出したものと同種と思われますが殻高が約3.6mmと1mmほど大きく、形もより細長です。多分成長段階の違う幼貝で、オカチョウジガイ科(オカクチキレガイ科)Subulinidae の一種だと思います。
(2019.09.03・明石公園)