2022年6月7日火曜日

ヒメオオメナガカメムシ

 先日出したツルギアブがいた海岸で、砂の上をヒメオオメナガカメムシ Geocoris proteus がたくさん歩き回っていました。体長3mmばかりの小さなカメムシです。同じ種を以前のブログに掲載した時は「日本原色カメムシ図鑑」に倣って「ヒメオオメカメムシ」と表記したのですが、同じ図鑑の第3巻では「ヒメオオメナガカメムシ」に変わっているので今回はその名を採用しました。家にある何冊かの古い図鑑を見ても二つの和名が混在しています。専門家は学名を使うので特に不都合もないでしょうが、素人は迷いますね。

レンズを近づけても逃げずにじっとしていると思ったら、アブラムシを捕まえていました。


兄貴分のオオメナガカメムシと同じく捕食性のカメムシです。

植物の上に上がっているものもいます。

この赤いのはテネラルでしょう。幼虫もたくさんいましたが、成虫よりもすばしこく、全く立ち止まろうとしないので1枚も撮影できませんでした。

(2022.05.30・明石市望海浜)


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