4月末の近所の小川です。
流れの淀んだところの水面に、茶色いモロモロが浮かんでいます。見た目がちょっと汚いですが、少し掬ってきました。
顕微鏡で覗いてみると、モロモロの中身はほとんどが珪藻の糸状群体でした。
暗視野で見ると結構きれいなものです。
少し倍率を上げて微分干渉で。糸状の珪藻は主にオビケイソウ(フラギラリア Fragilaria)とタルケイソウ(メロシラ Melosira)の仲間のようです。
これがオビケイソウ。
こちらがタルケイソウです。
蛍光でも撮影してみました。自家蛍光のみで、すべてB励起です。
珪藻の葉緑体が赤く光っています。
オビケイソウ。10カットほどの深度合成です。
同じく深度合成で、タルケイソウ。葉緑体が面白い形をしています。
このオビケイソウは1枚撮りですが、緑色の細胞は何でしょうか。弱っているのかな。
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