過去に何度も出しているのですが、ナシグンバイ卵に産卵するホソハネコバチを見つけました。体長0.4mm足らずの極小サイズのハチで、Anagrus 属の一種だと思っているのですが、確実ではありません。サクラの葉裏でナシグンバイの産卵跡を見つけるととりあえずこのハチが来ていないか探してみるのですが、10Xのルーペを使っても見逃してしまいそうな大きさなので、この日見つけたも前回から3年ぶりです。1匹だけでしたが、葉をつまんでレンズを近づけても悠然と歩き回り、何度も産卵管を突き刺していました。
グンバイムシの卵では、以前にネジキの葉裏でトサカグンバイの卵に産卵していると思われる別種のホソハネコバチを撮影したことがあります。その他にもヒメグンバイやアワダチソウグンバイなど、非常に個体数の多いグンバイは何種類もいて、それらに寄生するハチがいないはずがないと思って探してみるのですが、まだ見ていません。
(2024.09.24・明石公園)
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