この幼虫もムクノキの樹皮の下から出てきました。甲虫類だと思いますが、その中でどのあたりに近いのか見当がつきません。大きな顎を持っているのでおそらく捕食性なんでしょう。体長は5mmくらい。頭を左右に激しく振りながら動きまわるので、ピンボケを量産してしまいました。体のあちこちに付着している長い毛は、同じ場所で集団越冬していたハイイロチビフサヤスデの尾毛だと思われます。
2021年2月26日金曜日
2021年2月25日木曜日
アオズムカデとヒシモンナガタマムシ
ムクノキの樹皮の下にいたアオズムカデです。
2021年2月24日水曜日
ムクノキ樹皮下のイチモンジハムシ
ムクノキの樹皮下で越冬していたイイチモンジハムシ Morphosphaera japonica です。暖かい季節にはイヌビワやイタビカズラでよく見かけるハムシですが、冬場はなぜかこの木がお気に入りのようです。樹皮の捲れ具合がちょうど良いのかも知れません。
相変わらず、虫探しは最不調です。
2021年2月19日金曜日
ニッポンオナガコバチ♀(深度合成)
ニッポンオナガコバチ Macrodasyceras japonicum の♀です。先週出した♂と同じ日に採集、翌日一緒に撮影していたのですが、合成処理やレタッチが面倒くさくてなかなか捗らず、一週間遅れの登場となりました。
2021年2月12日金曜日
ニッポンオナガコバチ♂(深度合成)
お馴染みのニッポンオナガコバチ Macrodasyceras japonicum の♂です。何の木だったか忘れましたが、葉の裏にいたのを採集してかえり深度合成撮影しました。このハチの♂は、こちらのように大きさや体色の変異がかなりありますが、これは比較的大型で黒色部の多い個体です。♀は冬の間、葉裏や枯れ葉の間でたくさん越冬していますが、♂も時々見かけます。まだこれから交尾の機会があるんでしょうか。
2021年2月8日月曜日
アオキコナジラミの蛹殻と若齢幼虫
いつもの公園ですが、あちこち探しても目ぼしいものはほとんど見つからないので、トベラのアオキコナジラミ Aleuroclava aucubae をあらためて撮ってみました。お馴染みの黒い蛹殻の他に、少し小さくて緑色の薄っぺらなのが混じっています。多分同種の若齢幼虫だと思います。
2021年2月5日金曜日
枝の先のウシカメムシ
この辺りだけのことかも知れませんが、この冬はこれまでになく虫が 少ないようで、葉の裏を覗いても落ち葉をひっくり返しても、例年お馴染みの虫さえほとんど姿が見られません。この傾向がずっと続くのでなければいいのですが。
と、言い訳をしておいて、とりあえず忘れられないために久しぶりに更新しておきます。アラカシのひこばえの先にしがみついていたウシカメムシです。