いつもの虫仲間といつもの公園で虫探しをしているときに、木の枝たたきで落ちてきたミドリヒメカゲロウ Notiobiella subolivacea です。以前、6月に撮ったものを出していて、同じタイトルになるのを避けて今回は“冬の”とつけておきました。普段から木の裏を見上げて歩いていても滅多に見つからないのですが、ビーティングでは時々落ちてきます。他のクサカゲロウやヒメカゲロウ類と違って、翅を平らに拡げてとまる姿勢が本種よりはるかに大型のアミメクサカゲロウに似ていますが、そちらの方は最近なかなか見られなくなってしまいました。
2025年3月1日土曜日
2025年1月29日水曜日
カオマダラクサカゲロウ
いつものように葉っぱの裏を見上げて歩いていたら、この寒いのに葉の上で風に吹かれている人がいました。クサカゲロウの仲間は一見どれも同じように見えますが、顔の黒紋を見るとカオマダラクサカゲロウ Mallada desjardinsi です。普通種で、何度も撮っている気がしますが、調べてみると以前のブログで一度出しただけでした。撮影倍率から計算すると体長は約11mm、翅端まで約16mmです。
2024年2月27日火曜日
クサカゲロウ類の幼虫(+深度合成)
アラカシの葉の裏でじっとしていたクサカゲロウ類の幼虫です。背中にカムフラージュのゴミを背負っていない裸の姿ですが、スズキクサカゲロウの幼虫のようにそれが常態なのかどうかは分かりません。体長は大あごをのぞいて約6mmです。
頭部腹面。
アミメカゲロウ目の幼虫では、大顎と小顎が合体して管を作り、これを獲物に突き刺して体液を吸う吸うという仕組みになっているそうです。
2024年1月26日金曜日
ホソバヒメカゲロウ
これはヒメカゲロウ科のホソバヒメカゲロウ Micromus linearis だと思います。アオギリの落ち葉の間に隠れていました。その名の通りこの仲間としては細長い翅と、翅脈上に破線状に並ぶ黒点が特徴です。体長約4mm、翅端まで約6.5mm。か弱そうに見えますが、顔つきはいかにも捕食性です。
2024年1月10日水曜日
ヤマトクサカゲロウ越冬中
これもやはりヤツデの枯葉の間で越冬していた、ヤマトクサカゲロウ Chrysoperla nipponensis です。夏場はきれいな緑色をしていますが、冬の間はこのような越冬色に替わります。調べてみると2年前にも同じ状況の同じ種を載せていました。虫の種類も個体数も年を追うごとに減ってきて、最近は毎年同じ季節に同じものを繰り返し撮っているだけのような気がします。
2023年1月13日金曜日
アミメクサカゲロウ
この冬初めてのアミメクサカゲロウ Apochrysa matsumurae です。例年この季節、常緑樹の葉の裏で越冬している姿がごく普通に見られたものですが、ここしばらく目にしていませんでした。最近、以前は普通種だと思っていた虫に、気がつけばなかなかお目にかかれなくなっているということが多くなりました。
2022年6月10日金曜日
アラカシの葉裏のコナカゲロウ幼虫
アラカシの葉裏でじっとしていたコナカゲロウ科(Coniopterygidae)の一種の幼虫です。過去に撮影したコナカゲロウの幼虫は何種類かあって、どれも種名は分かりませんが、今回のものはこちらの記事でヤノイスアブラムシを食べていたのと同じ種のようです。体長約1.9mm。
2022年1月8日土曜日
ヤツデの枯葉から~その2~ ヤマトクサカゲロウ 越冬色
2021年6月24日木曜日
ミドリヒメカゲロウ
桜の葉裏にミドリヒメカゲロウ Notiobiella subolivacea がいました。珍しい種でもないんでしょうがこれまでほとんどご縁が無くて、この前撮影したのは10年以上前のフィルムカメラ時代でした。
2020年10月11日日曜日
2020年9月7日月曜日
ヒメカゲロウ科またはクサカゲロウ科の不明幼虫
あらためてネット上の画像を探してみましたがやはり似たものが見つからず、荷物を背負っていないのでヒメカゲロウ科かとも思いますが、クサカゲロウ科の幼虫でもそのような種がいるので判断がつきません。撮影中に1匹がアブラムシにかぶりつきました。