いつもの公園を虫仲間数人で散策中、ヤブキリが脱皮中、と呼ばれて見に行きました。
何とか間に合いましたが、ほぼ最終段階です。(2026.05.16・明石公園)
いつもの公園を虫仲間数人で散策中、ヤブキリが脱皮中、と呼ばれて見に行きました。
何とか間に合いましたが、ほぼ最終段階です。(2026.05.16・明石公園)
フジと思われる枯れ蔓に小さなゾウムシのペアがいるのを虫仲間に教えてもらいました。写真を確認すると以前の記事でチャバネキクイゾウムシ Kojimazo lewisi ?としたものと同種のようです。♂らしき小型の個体が♀と思われる大きい方の個体の背中によじ登ってきたのですが、何を思ったのか頭が向きが反対で、♀の口吻の先あたりに交尾器を伸ばしていました。体長は、吻を除いて♀が4.3mm、♂が3.2mmくらいです。その後どうなるのかと見ていましたが、カメラを警戒したのか2匹はそのまま離れてしまいました。
前の記事でも触れたように同属でよく似たササチャバネキクイゾウムシ K. pictus という種も存在しますが、両種の違いがよく分からないので今回もタイトルから疑問符付が外せませんでした。
一部が破れたゴミグモの♀の巣網の縦糸に、黒っぽいオスが来ていました。ゴミグモの♂はこちらのように単独で木の葉の下などにぶら下がっているのをときどき見かけますが、♀の巣に来たのを見るのは初めてです。見ている間は全く動きませんでしたが、♀に接近する機会を窺がっているのでしょう。すぐそばに貼られていたもう一つの巣にも、やはり端の方に1匹の♂の姿がありました。
イヌビワの葉にとまっていた黒いハエですが、所属が分かりません。翅脈はだいたい見えるので科名くらいは絞れるかと思いましたが、手に負えませんでした。複眼が大きいので♂でしょうか。翅端まで約4.7mmです。
落ち葉の積もった林の中で、鮮やかな黄と黒のホリカワクシヒゲガガンボ Ctenophora bifasipennis が2匹、足元を歩いていくのが目に入りました。気づかぬうちに交尾中のペアを驚かせたのかと思いましたが、見るとどちらも♀です。そのうち1匹が、地面近くに伸びていたアラカシのひこばえの葉によじ登ってとまりました。きれいな個体で、2匹とも飛ばなかったところを見るとこのあたりで羽化したばかりだったのかも知れません。幼虫は朽木で育つそうですが、以前に何度か、木の洞に樹液や水が溜まって泥状になったような場所に産卵するのを見たことがあります(こちらとこちら)。よく似た種にベッコウガガンボがいます。
クズの葉の上でヨコバイの一種を捕らえていたイオウイロハシリグモ Dolomedes sulfureus の幼体です。近づくと葉の裏に回ったりして逃げ回りましたが、獲物を離すことはありませんでした。体長約10mmです。
水辺の近い場所に多い徘徊性のクモで、成長するとかなり大きくなります。成体の♀と孵化直後の幼虫はこちらに出しています。
アカメガシワの葉の上を小さな黒いハチが数匹、せわしなく歩き回っていました。以前にコオニアシブトコバチが何匹も、この植物の花外蜜腺に来たのを見ていたので今回も同じかと思いましたが、ファインダーを覗いてみると別種です。同じアシブトコバチ科に間違いはなさそうですが、コオニのような目立った特徴もないので、属の見当もつきません。やはり花外蜜腺が目当てのようですがなかなか一か所に立ち止まらず、ようやく1匹だけ、同じ蜜腺でしばらくの間とどまってくれたのを撮影することが出来ました。体長は約3.5mmです。