2026年3月30日月曜日

ヒメハマキガ亜科の一種

 お馴染みのチャタテ類でもいないかとアベマキの幹に顔を近づけてじっと見ていると、何かが動いた、と思えばこの小さな蛾でした。褐色系の模様は樹皮にうまく溶け込んで、動かなければまず気づくことはなかったでしょう。カメラを用意するのに一度目を離したら、すぐそこにいるのになかなか見つからなかったくらいです。
頭の先から翅の先まで9mmくらいで、ハマキガ科ヒメハマキガ亜科までは間違いないと思いますが、種名が分かりません。翅の傷みがほとんどなく模様も鮮明なので調べやすそうに思えたのですが、あちこち当たってみても一致する種が見つかりませんでした。




触角の付け根や下唇鬚に、青や緑のきれいな鱗粉がわずかに混じっています。



(2026.03.28・明石公園)


2026年3月29日日曜日

キタキチョウ

 草刈りの後に伸びてきて花をつけたヒメオドリコソウに、越冬明けでちょっと翅の傷んだキタキチョウが来ていました。

普通種ですが、ココログ時代も含めて初登場だと思います。

(2026.03.28・明石公園)

2026年3月28日土曜日

クモの子

 モチノキの葉先に、孵化したばかりと思われる子グモが集まっていました。“まどい”と呼ばれる状態ですが、それにしては数が少ないのはすでに兄弟たちの大半が風に乗って散ってしまった後なのかも知れません。種類は分かりませんが、体長が1.2mmほどあるので、比較的大型の種ではないかと思います。




(2026.03.24・明石公園)

2026年3月27日金曜日

死んだオオキンカメムシ

 この1月にも出したばかりのオオキンカメムシですが、今回の冬は例年よりたくさん来ていたようです。いつもの公園でも、これまであまり見なかったような場所でもよく見かけました。海に近い低地で冬を過ごし、暖かくなるとまた繁殖のために山(?)に戻っていくはずですが、戻れないものも結構いるようです。どんな理由によるものか知りませんが、この日も地面に落ちたり、また植物などにつかまったまま死んでいる個体を何匹も目にしました。虫好きと言っても標本を集める趣味はないんですが、こんなに大きくてきれいな虫がそのままの姿で死んでいるのを見ると、つい持って帰りたくなります。



(2026.03.24・明石公園)

2026年3月25日水曜日

コツチバチ科の一種

 これはコツチバチ科の一種だと思います。体長は9mmほどで、薄暗い場所でマテバシイの葉の上に乗っていました。同じ日、日当たりの良い草地の上を何匹も黒っぽいハチが飛び回っていて、こちらは活発過ぎて1枚も撮れませんでしたが、おそらく同じ種だと思います。コガネムシ類の幼虫に卵を産み付ける捕食寄生蜂で、冬を越した成虫がちょうど今頃活動を始めるようです。飛び回りながらときどき地上に降りて走り回るのは、やはり寄主を探しているんでしょうか。




(2026.03.24・明石公園)


2026年3月24日火曜日

キタテハ・ムラサキシジミ・ルリタテハ

 越冬明けのチョウ3種。普通種ばかりです。


キタテハ。南向きの石垣の裾の、日当たりの良い一角を何匹も飛び回っていました。

上と同じ個体です。


ムラサキシジミ。石の上にとまりお日様に向かって翅を拡げましたが、その翅を正面から撮ろうとするとこちらの影が邪魔をします。青い鱗粉が輝いて遠目にはとてもきれいですが、よく見ると翅はかなり傷んでいました。

ルリシジミ。待っていても翅を拡げてくれないので横から撮りました。裏側は蛾のようななかなか渋い色模様です。

(2026.03.17,24・明石公園)


2026年3月10日火曜日

ムクノキ樹皮下で越冬中のドウシグモ

 当ブログではおなじみのドウシグモ Asceua japonica です。ここしばらく見ていませんでしたが、1本のムクノキの樹皮下から数匹見つかりました。こちらこちらのようにアリを専門に捕食する徘徊性のクモですが、冬場は樹皮下で、木屑を綴った巣の中で越冬しています。下の写真には複数の個体が含まれていますが、体長はどれも3mm前後で、触肢が膨らんでいないので♀だと思いますが、腹部が小さいので未成熟なのでしょう。全国的に報告例の少ない種のようですが、こちらの記事には西日本での観察例や、独特な捕食習性がまとめられています。







(2026.03.06・明石公園)