2026年8月13日木曜日

ショウリョウバッタ♀

 連日の猛暑で虫たちもみんなどこかに隠れてしまったようないつもの公園ですが、この人たちには暑さもこたえないのか、草むらを歩くと次々と飛び出してきました。

いくつもある色模様の型のうち、このタイプが一番好きです。

(2026.08.08・明石公園)

2026年8月12日水曜日

センダンの葉の絵描き虫

 センダンの葉を見上げていると、強い日差しに「絵描き虫」のトンネルと、その終点にいる幼虫が透けて見えました。こういう食痕を残す虫としてはまずハモグリバエを考えましたが、幼虫の形を見ると双翅目ではなさそうです。ネット情報ではセンダン葉につく潜葉虫にはセンダンコハモグリ Phyllocnistis selenopa (ホソガ科・コハモグリガ亜科)という蛾の幼虫があるそうですが、成虫幼虫とも画像が見あたりません。しかし同属にミカンコハモグリ(ミカンハモグリガ)P. citrella というのがいて、そちらの方は柑橘類の重要害虫というだけあって画像が沢山出てくるのですが、今回撮影したものは食痕や幼虫の形がそれによく似ています。おそらく同じコハモグリガの仲間で、ひょっとしたらこれがセンダンコハモグリの幼虫ではないかと思っています。因みに、コハモグリガの成虫はこんな蛾です。


白っぽく見えるトンネルの真ん中を走る黒い線は、幼虫の糞だそうです。



はじめの2枚は透過光で、最後の1枚だけ普通に反射光で撮っています。

(2026.07.30・明石公園)



2026年8月10日月曜日

オオシマカラスヨトウ

 古いサクラの幹の、めくれ上がった樹皮の陰を覗き込もうとすると、大きな蛾が飛び出してきました。オオシマカラスヨトウ Amphipyra monolitha です。以前のブログには2度載せていますが(2010,2012)、どちらも今回と同じように、懐中電灯の光に驚いて木の洞から飛び出してきたものでした。その時には夜行性なので昼間は休んでいるのだろうと思っていたのですが、明石の蛾達のYAMKENさんに教えていただいたところでは、この種は盛夏の時期には夏眠状態にあるので、日が暮れると活動を始めるという訳でもないそうです。



(2026.07.30・明石公園)


2026年8月9日日曜日

モチノキタネオナガコバチの産卵・♀の羽化を待つ♂

 10年近く続けていたココログからこのブロガーに引っ越して、最初の記事が同じくモチノキタネオナガコバチの産卵でした。ところがそれ以来産卵風景を目にする機会がなく、これが7年ぶりの撮影です。前回の木のすぐそばにあるモチノキで、よく探すと産卵中の♀が何匹も、また♂の姿もちらほら見えましたが、なぜか前回の木では見つかりませんでした。
以前の記事にいただいたコメントによれば、モチノキタネオナガコバチは「5月下旬~6月と8月に年2回羽化し、種子の中で幼虫態で越冬する」ということです。これまでの観察でも5月上旬(2023年)や7月下旬(2015年2019年)に♀の羽化や交尾行動を、また産卵を6月中旬(2010年2014年)と8月上旬(2019年)に見ていますが、それぞれ越冬幼虫から羽化した第1世代と、その子供たちが羽化した第2世代ということでしょう。

お尻から後方に伸びているのは産卵管鞘で、産卵管そのものは果肉に刺さっています。


同じ個体ですが、一度産卵管を抜いてから再び突き刺そうとしています。穿孔位置を決める時はこのように産卵管と鞘が一体になっていますが、やがて穿孔がすすむにつれ鞘が離れて産卵管のみ果肉に入っていきます。

これは別個体。産卵管はほぼ目いっぱい果肉に挿入されています。同属でクロガネモチやナナメノキなどの果実に寄生するニッポンオナガコバチと外見が非常によく似ていますが、やや大型で、♀の産卵管がはるかに長いことで見分けられます。寄主の果実が大きい分、長い産卵管が必要なんでしょう。

これは♂で、間もなく羽化してきそうな♀を待っているようです。この♂は中くらいの大きさですが、ニッポンオナガコバチの♂と同様、この種のオスも大型になるほど暗色部が多くなる傾向があります。


♀は表皮の直下まで進んできていて、顔を出すタイミングを見計らっているところでしょう。

先が齧り取られたような果実に産卵していますが、幼虫は無事に育つんでしょうか。

(2026.07.30・明石公園)

2026年8月8日土曜日

ヤマナメクジ

 先日ナメクジ(あるいはカタツムリ)の食痕を出したので・・・。
ヤマナメクジはこの公園でも時々見かけますが、これはこれまでに見た中でも最大級で、思わず見入ってしまいました。

アラカシの根際でとぐろを巻いていましたが、

フラッシュで目を覚ましたのか、顔を出しました。

ゆっくり幹を上りはじめます。

「角」も太いです。

この状態で体長約13cmです。
“Wikipedia”によると、ヤマナメクジMeghimatium fruhstorferi は日本原産のナメクジの1種ですが、日本中の本種を同一種と見ていいかどうかはまだ確定していないということです。

(2026.07.14・明石公園)


2026年8月7日金曜日

カネタタキの幼虫

 センダンの葉が丸まっているのをそっと開いてみると、カネタタキの幼虫が隠れていました。成虫も木の葉が重なり合ってできた隙間などに潜んでいることが多いのですが、この幼虫はクモかイモムシの空き家に入りこんでいたようです。体長は約5.6mmです。




(2026.07.30・明石公園)


2026年8月6日木曜日

カタツムリ(またはナメクジ?)の食痕

いつもの公園で、 ちょっと芸術的な模様を見つけました。

作者はカタツムリかナメクジか、この公園にはどちらもたくさんいますが、両者で食べ跡に違いがあるのかどうか知りません。




カンバスは案内板の裏です。これだけ描くのに何匹くらい、どれくらいの時間がかかっているんでしょうか。

カタツムリ(あるいはナメクジ)が食べているのは、金属の塗装面に繁茂した藻類です。

(2026.07.23・明石公園)