2026年8月29日土曜日

花外蜜腺を吸うアオオビハエトリ

 アカメガシワの葉の上で、花外蜜腺を吸っているアオオビハエトリがいました。

花外蜜腺には多くのアリが集まるので、そのアリを狙うアオオビハエトリが周りをうろついている光景はときどき見かけますが(こちら)、この葉の上にはアリの姿はありません。クモが蜜腺を吸っているのは初めて見ました。



しきりに周囲を警戒しながら何度も蜜腺に口をつけていました。

レンズに向かっておきまりポーズ。

近くの別のアカメガシワでは、トビイロシワアリを追いかけていました。
クモが蜜を吸うというのはよくあることなのか検索してみると、アカメガシワの花外蜜腺をアリグモが吸っていたという記事がありました(こちら)。またこちらではアズチグモがヤブガラシの花で吸蜜していたことが紹介されています。いずれにしても、あまり頻繁にみられる行動ではないようです。

(2026.08.23・明石公園)

2026年8月28日金曜日

コモンツチバチ

 花壇のオミナエシの花に見慣れないツチバチが来ていました。3、4匹くらいですが、せわしなく移動しながらせっせと蜜を吸っているハチと、そのハチのまわりを飛び回りながら何度もとびつこうとするのがいます。おそらく♀と交尾をしようとする♂だと思いますが、しばらく見ている間には交尾は成立しませんでした。斑紋の特徴からコモンツチバチ Scolia decorata のようです。ヒメコガネなどの幼虫に寄生するそうですが、そのヒメコガネや近縁種がこのあたりにいるのかどうかは勉強不足でわかません。





(2026.08.23・明石公園)


2026年8月27日木曜日

ナミガタチビタマムシ

 誰かがムクノキの葉を齧っています。


冬場の樹皮下ではお馴染みの、ナミガタチビタマムシ Trachys griseofasciata です。

同属のヤノナミガタチビタマムシ T. yanoi と酷似していますが、ムクノキの葉を食べるのはほぼナミガタだそうです。

形態上の区別点は頭楯の形(縦横比)です。この写真では触角の間の横皴に覆われている部分がそれですが、ヤノナミガタに比べてナミガタの方が横長なのだそうで、ネット上の画像を見るとやはりこれはナミガタチビタマムシとして良さそうです。こちらには深度合成画像を出しています。

(2026.08.23・明石公園)


2026年8月26日水曜日

エビイロカメムシの幼虫

 昨年と同じ場所に、エビイロカメムシの幼虫が数匹見つかりました。

ススキの葉裏につかまっているのですが、そっと横から見るとどの幼虫もこんなふうにお尻を下にしてぶら下がるような姿勢をとっています。真夏の日光に熱せられた葉から少しでも体を遠ざけるためではないかと思っているのですが、確かなことは知りません。アブラムシの仲間でも、初夏から真夏にかけての日差しの強い日にはこちらのように同様の姿勢で葉裏にぶら下がっているのを見ることがあります。葉を揺らしたりして警戒させると、お尻を持ち上げて葉裏にくっついてしまうところも同じです。


(2026.08.18・明石公園)


2026年8月25日火曜日

ケブカホソクチゾウムシ

 エノキの葉が穴だらけ。

ところどころに犯人の小さな影が見えます。

ケブカホソクチゾウムシ Sergiola griseopubescens 。サクラやケヤキなどの葉でも見かけますが、一番の好物はエノキのようです。最普通種ですが、前回記事にしたのは14年前でした。

体長約1.8mm、口吻の先まで測ってもやっと2mmを超えるくらい。

冬の間は、こちらのようにケヤキやムクノキの樹皮下に集まっているのがよく見られます。

(2026.08.18・明石公園)


2026年8月24日月曜日

アオマツムシの幼虫

 サクラの枝の、もとはおそらく蛾の幼虫かクモの隠れ家だったと思われますが、糸で丸められた葉の中にアオマツムシ Truljalia hibinonis の幼虫が隠れていました。ちょうど先日出したカネタタキの幼虫と同じような状況です。揺れる枝を片手で支えて撮影していると、長い触角を体の下にたくし込んでしまいました。


白い糸が邪魔になって分かりにくいのですが、翅芽の伸び具合を見るとおそらく終齢でしょう。また尾毛の間から産卵管らしきものが覗いているので、♀と思われます。以前撮影した若齢幼虫はこちらに、鳴いている♀はこちらに出しています。

(2026.08.18・明石公園)


2026年8月23日日曜日

アズチグモに捕まったホリカワクシヒゲガガンボ

 よく目立つ色彩のホリカワクシヒゲガガンボが、サクラの枝からぶら下がっていました。


♀のアズチグモに捕えられています。

アズチグモはカニグモの仲間ですが、網も張らずによくこんなに大きな獲物を捕まえるものだと感心しました。

(20263.08.12・明石公園)