虫を探して朽木や落ち枝をひっくり返していると、こんな小さな巻貝がよく見つかります。探しものはやはり昆虫なのでそのまま次へ行くことが多いのですが、これは殻の形が面白いと思って撮っておきました。殻径約3mm、高さが2mm弱で、周縁が角ばっているのが特徴です。湿った落ち葉の上に置くと、殻から顔を出して這いはじめました。ネット情報を調べてみると、ベッコウマイマイ科のヒメカサキビ Trochochlamys subcrenulata でよさそうです。「日本のレッドデータ検索システム」によれば十余りの都県で準絶滅危惧種に指定されていますが、兵庫県は含まれていないようです。初めて見た気がしますが、普段から特に注意をしているわけでもないので、この公園内には結構多いのかも知れません。
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