2週間前のものですが、小川の辺のクワの葉にとまっていた♂のキアシキンシギアブ Chrysopilus ditissimis です。
2026年5月30日土曜日
2026年5月29日金曜日
ハエヤドリクロバチ科 Spilomicrus sp.
ハエヤドリクロバチの仲間は、以前はこの公園でも冬場の葉裏探しなどでよく見つかったものですが、他の多くの虫と同様最近はあまり見かけなくなってしまいました。これはイタドリの花外蜜腺に来ていたもので、以前のブログに出したもの(こちら)とほとんど違いが認められず、また撮影時期も同じ5月だったので同種か、少なくとも同属だろうと思います。その記事には専門家の kurobachi さんから“ハエヤドリクロバチ科 Spilomicrus 属と思われます”とのコメントをいただいています。体長は約3.5mmで、しつこく撮影を続けても逃げもせず、何度か体の向きを変えながら蜜を吸っていました。
2026年5月28日木曜日
ヤブキリの脱皮
いつもの公園を虫仲間数人で散策中、ヤブキリが脱皮中、と呼ばれて見に行きました。
何とか間に合いましたが、ほぼ最終段階です。(2026.05.16・明石公園)
2026年5月27日水曜日
チャバネキクイゾウムシ?のペア
フジと思われる枯れ蔓に小さなゾウムシのペアがいるのを虫仲間に教えてもらいました。写真を確認すると以前の記事でチャバネキクイゾウムシ Kojimazo lewisi ?としたものと同種のようです。♂らしき小型の個体が♀と思われる大きい方の個体の背中によじ登ってきたのですが、何を思ったのか頭が向きが反対で、♀の口吻の先あたりに交尾器を伸ばしていました。体長は、吻を除いて♀が4.3mm、♂が3.2mmくらいです。その後どうなるのかと見ていましたが、カメラを警戒したのか2匹はそのまま離れてしまいました。
前の記事でも触れたように同属でよく似たササチャバネキクイゾウムシ K. pictus という種も存在しますが、両種の違いがよく分からないので今回もタイトルから疑問符付が外せませんでした。
2026年5月25日月曜日
メスの巣に来たゴミグモのオス
一部が破れたゴミグモの♀の巣網の縦糸に、黒っぽいオスが来ていました。ゴミグモの♂はこちらのように単独で木の葉の下などにぶら下がっているのをときどき見かけますが、♀の巣に来たのを見るのは初めてです。見ている間は全く動きませんでしたが、♀に接近する機会を窺がっているのでしょう。すぐそばに貼られていたもう一つの巣にも、やはり端の方に1匹の♂の姿がありました。
2026年5月24日日曜日
不明のハエ
イヌビワの葉にとまっていた黒いハエですが、所属が分かりません。翅脈はだいたい見えるので科名くらいは絞れるかと思いましたが、手に負えませんでした。複眼が大きいので♂でしょうか。翅端まで約4.7mmです。
2026年5月22日金曜日
ホリカワクシヒゲガガンボ ♀
落ち葉の積もった林の中で、鮮やかな黄と黒のホリカワクシヒゲガガンボ Ctenophora bifasipennis が2匹、足元を歩いていくのが目に入りました。気づかぬうちに交尾中のペアを驚かせたのかと思いましたが、見るとどちらも♀です。そのうち1匹が、地面近くに伸びていたアラカシのひこばえの葉によじ登ってとまりました。きれいな個体で、2匹とも飛ばなかったところを見るとこのあたりで羽化したばかりだったのかも知れません。幼虫は朽木で育つそうですが、以前に何度か、木の洞に樹液や水が溜まって泥状になったような場所に産卵するのを見たことがあります(こちらとこちら)。よく似た種にベッコウガガンボがいます。
2026年5月21日木曜日
イオウイロハシリグモの幼体
クズの葉の上でヨコバイの一種を捕らえていたイオウイロハシリグモ Dolomedes sulfureus の幼体です。近づくと葉の裏に回ったりして逃げ回りましたが、獲物を離すことはありませんでした。体長約10mmです。
水辺の近い場所に多い徘徊性のクモで、成長するとかなり大きくなります。成体の♀と孵化直後の幼虫はこちらに出しています。
2026年5月20日水曜日
アシブトコバチの一種(アカメガシワの花外蜜腺)
アカメガシワの葉の上を小さな黒いハチが数匹、せわしなく歩き回っていました。以前にコオニアシブトコバチが何匹も、この植物の花外蜜腺に来たのを見ていたので今回も同じかと思いましたが、ファインダーを覗いてみると別種です。同じアシブトコバチ科に間違いはなさそうですが、コオニのような目立った特徴もないので、属の見当もつきません。やはり花外蜜腺が目当てのようですがなかなか一か所に立ち止まらず、ようやく1匹だけ、同じ蜜腺でしばらくの間とどまってくれたのを撮影することが出来ました。体長は約3.5mmです。
2026年5月19日火曜日
イスノフシアブラムシとキイロシリアゲアリ
アラカシの、剪定で切り残された短い枝でイスノスシアブラムシ Nipponaphis distyliicola を見つけました。以前はアラカシのひこばえに並んでいるのをよく見かけたものですが(こちら)、ここ数年は全く目にしなくなっていて、これが数年ぶりです。しかしコロニーの大部分は寄生バチが出た後の抜け殻で、わずかに残った成虫に数匹のキイロシリアゲアリ Crematogaster osakensis が集まっていました。
このアブラムシは春に有翅虫が現れてイスノキに移住し、イスノキエダナガタマフシという、イチジクの実のような大きな虫こぶを作ります。このコロニーはすでに有翅虫を出した後の生き残りなのかも知れません。
2026年5月18日月曜日
ナガタマムシの一種
この手の小さくて斑紋もないナガタマムシはどれも同じように見えて困るのですが、クワの葉の上にいたのでクワナガタマムシかもしれません。「タマムシハンドブック」などの写真や説明とも特に矛盾はないように見えるのですが、他の類似種との区別点がよく確認できないので、ここでは無理をせずにナガタマムシの一種としておきます。この仲間は見つけても撮る前に逃げられる確率が高いのですが、この人は珍しくしばらくじっとしていてくれました。体長は約6.4mmです。
2026年5月17日日曜日
2026年5月16日土曜日
ヒメナガニジゴミムシダマシの産卵
伐採木の木口で産卵していたヒメナガニジゴミムシダマシ Ceropria induta です。一緒に虫探しをしていたお仲間が見つけたものを撮らせていただいたのですが、“ナガニジゴミムシダマシ”の和名が変わって現在では頭に“ヒメ”がついていることもその時教えてもらいました。ネット検索してみると元の和名もまだ多く見受けられるので、変更は比較的最近のことのようです。属名もナガニジゴミムシダマシ属で、同属他種がどれも○○ナガニジゴミムシダマシという名をつけられているので、属名と種名の混同を避けるためなのでしょうか。
それはさておき、黒っぽくて強い光沢がある上翅に光の具合によって虹色が見えたり見えなかったりするという、いつものカメラ手持ちでフラッシュ一発の横着な撮影にはとても不向きな被写体です。
2026年5月15日金曜日
クビアカモモブトホソカミキリ
満開のコデマリの花にいろんな虫が集まってきていて、その中にこの小型のカミキリムシも数匹混じっていました。その時には別に珍しいものとも思えずかなりいい加減に撮影した上に、そよ風で揺れていたり絞りを間違えたりで撮れたのはブレボケの写真ばかりです。ところが帰宅して調べてみると、特徴のある外見からクビアカモモブトホソカミキリ Kurarua rhopalophoroides という、かなりの稀種であることが分かりました。同属のよく似たチュウジョウクビアカモモブトホソカミキリ(手持ちの保育社の甲虫図鑑ではイリオモテクビアカモモブトホソカミキリ)K. chujoi は国内では先島諸島にしか分布しないということなので、他に酷似種がいなければこの種で間違いないでしょう。カミキリムシでは珍しい単為生殖をすることが知られ、♀しか見つかっていないそうです。

















































