2021年7月31日土曜日

オナガミジンコの一種

暑中見舞い申し上げます。
連日の猛暑で虫たちも姿を消してしまったようなので、気分を変えてちょっと涼しげな(?)オナガミジンコ(Diaphanosoma sp.)でも。

(2021.07.28・明石公園 剛の池にて採集)

2021年7月30日金曜日

カネタタキを捕えたヒサマツムシヒキ

 林の中でカネタタキを捕えていたヒサマツムシヒキ Tolmerus hisamatsui です。

勝手な思い込みで、ムシヒキ類は飛んでいる獲物しか狙わないんじゃないかという気がしていたのですが、そうでも無いんですね。カネタタキは♀だと思って撮影していたのですが、産卵管が無いようにも見えるので♂の幼虫かも知れません。



(2021.07.23・明石公園)

2021年7月29日木曜日

ノミヒゲナガゾウムシの一種

 サクラの葉の裏に黒いゴマ粒のようにくっついていた小甲虫です。ポロリと落ちないようそっと葉を引き寄せてカメラで覗くと、小さいながらヒゲナガゾウムシの顔をしていました。
保育社の甲虫図鑑を調べるとノミヒゲナガゾウムシの仲間のようです。和名にこの名がつく種は3属(Choragus,Citacalus,Melanopsacus)にわたっていて、互いに近似している上に相当数の未記載種があるとのこと。既知の数種の検索表もありましたが、実物を持ち帰って調べないと同定は難しそうです。


体長は約2.1mm。



ちぎった葉の上で裏返してみたのですが、ころころ転がって落ち着きません。


(2021.07.23・明石公園)

2021年7月27日火曜日

枯れ木に産卵するナガコバチ科 Metapelma sp.

 径10センチ足らずのアラカシの立ち枯れで、ナガコバチの一種が産卵していました。
以前に枯れ枝の上を歩いているところを撮影したものと同種のようで、Metapelma 属の一種と思われます。コバチ類としては大柄で、産卵管を除いた体長は6.2mmほどあります。撮り始めると産卵管を抜いて離れていきましたが、やがて戻ってきて元いた場所を歩き回りながらあちこちに産卵管の先をあてがい、何度かは深々と付け根まで挿入していました。
Metapelma 属は樹木穿孔性の甲虫に寄生するそうで、この枯れ木にもところどころに虫孔が開いていました。同属の♂の見事な深度合成画像がBABAさんのところで見られます。よく似ているので、もしかしたら同じ種かも知れません。











最後は同じ木の上をうろついていたやや小型(体長約5.3mm)の♀です。2匹はときどき鉢合わせをしては喧嘩をしていました。

(2021.07.23・明石公園)


2021年7月25日日曜日

ガを捕えたアリグモ♀

 モチノキの幹で小型のガを捕えていたアリグモです。


大きな目にガの鱗粉が一杯くっついています。えり好みできるものなら、こんな獲物は敬遠したいでしょうね。

アリグモの体長は約6mm。まだ成体ではないかもしれません。

獲物のガは前翅長約8mm。科の見当もつきません。

(2021.07.23・明石公園)

2021年7月24日土曜日

モンキゴミムシダマシとトゲダニの一種

サクラの幹にびっしりと生えたキノコ(カワウソタケ?)にたくさんのヒメオビオオキノが集まっていて、それに交じってモンキゴミムシダマシ Diaperis lewisi lewisi の姿がちらほら見えました。

食べ物に顔を埋めている♀(多分)に交尾を迫る♂です。

腹端から交尾器を伸ばして♀の上に覆いかぶさる動作を何度も繰り返しますが、♀が拒否するのかなかなか交尾には至りません。

交尾器の先には鉤爪のようなものが見えます。

ちょっとピントを外しましたが、鉤爪が伸びているのが見えます。交尾を確実に成功させるための仕組みでしょうか。


片側3本の脚を上げたまま辛抱強くチャンスを窺う♂の姿勢は以前に見た時(こちらこちら)と同じです。そしてその前胸背板にはたくさんのダニが・・・。

トゲダニ科の一種だと思いますが、始終ごそごそと動き回っていました。体長は大きいもので0.5mm足らずです。

(2021.07.17・明石公園)

2021年7月23日金曜日

タカサゴハラブトハナアブ

 アベマキの切り株にいたタカサゴハラブトハナアブ(タカサゴモモブトハナアブ)Mallota takasagoensis の♂です。切り株の上面は薬品で処理されて真っ黒になっていましたが、それでもこの場所がお気に入りのようで、撮影中何度も飛び立ちましたがその都度すぐにまた同じ場所に戻ってきていました。
この公園ではよく見かける種で、樹木の根方や切り株の周り、特に樹洞や幹の股などに水が溜まったようなところにいることが多く、そういう場所では♀の産卵と思われる行動を見ることもあります。おそらくこの♂も♀が来るのを待っているところだったのでしょう。


体長約15mm。毛深くてごつごつとした、頑丈そうな体つきです。


正面からは撮らせてくれませんでした。


(2021.07.23・明石公園)

2021年7月21日水曜日

ヒメバチ科の一種

 イヌビワの葉裏で休んでいたヒメバチです。亜科くらいまでは分からないかと思って調べ始めたのですが、難しくて諦めました。体長約7mmの、美しいハチです。






(2021.07.17・明石公園)

2021年7月19日月曜日

ミドリムシの一種(Euglena sp.)

 昨年出したものと同じ場所で採集したミドリムシです。格好もよく似ていますが今回の方がやや大きく、細胞内の葉緑体やパラミロン粒などの粒子の様子もかなり違うので別種ではないかと思います。




以上3カットと以下2カットは別個体です。



動画です。


何度見てもこの鞭毛の動きは不思議です。一般的には遊泳器官と説明されていて、多くの鞭毛虫にはそれが当てはまると思いますが、このタイプのミドリムシの場合たいして推進力を生みだしているようには見えないし、同じ場所に留まってユーグレナ運動をしている最中にも鞭毛は忙しく動いています。またこの鞭毛を失った個体を見かけることがありますが、仲間と変わりなくゆっくりと泳いでいます。何か他の説明は無いんでしょうか。

(2021.06.11・神戸市西区の水田にて採集)

2021年7月18日日曜日

シオヤアブ交尾

 梅雨明けの日差しのもと、イヌビワの枝で交尾していたシオヤアブです。
ここ10年来、年を追うごとに目に見えて虫が減ってきている気がしますが、この人たちは健在のようです。こんな大食いがやっていけるくらいだからまだ大丈夫、と言えればいいんですが。

(2021.07.17・明石公園)

2021年7月17日土曜日

クチナガハリバエ

クチナガハリバエ Prosena siberita はコガネムシ類に寄生するそうですが、その習性と関係があるのか無いのか、木の幹に頭を下に向けてとまっている姿をよく見かけます。

1本の木の周囲に3匹もいました。


これは別個体。長い口吻は食事の際にはこちらのように折りたたまれた基部が延びて更に長くなり、先端も拡がるようです。

(2021.07.17・明石公園)

2021年7月15日木曜日

ヤマシロオニグモ

 大きな獲物を捕えていたヤマシロオニグモ。♀だと思いますが、体長は8mmくらいなので幼体でしょう。獲物はムシヒキアブのようですが、よく見えません。


(2021.06.01・明石公園)

2021年7月14日水曜日

キイロシリアゲアリ

 切り株の上に集まっていたキイロシリアゲアリ Crematogaster osakensis です。
最近はこのアリを見た人から話題のヒアリではないかという問い合わせが関係方面にあったりするそうですが、美しくて好きなアリの一つです。



(2021.06.21・明石公園)

2021年7月13日火曜日

キレコミクンショウモ

 キレコミクンショウモ Stauridium tetras はひと月ほど前にも掲載しましたが、その後もう少し分かりやすい写真が撮れたので再掲。各細胞に1個づつのピレノイドがよく見えます。


細胞数8の群体です。


これは16個。

これも16個。ネット上の画像を探すと4細胞の群体は出てきますが16個を超えるものは見当たらないようです。

(2021.05.23・姫路市 姫山公園の池にて採集/06.04・撮影)