2021年7月24日土曜日

モンキゴミムシダマシとトゲダニの一種

サクラの幹にびっしりと生えたキノコ(カワウソタケ?)にたくさんのヒメオビオオキノが集まっていて、それに交じってモンキゴミムシダマシ Diaperis lewisi lewisi の姿がちらほら見えました。

食べ物に顔を埋めている♀(多分)に交尾を迫る♂です。

腹端から交尾器を伸ばして♀の上に覆いかぶさる動作を何度も繰り返しますが、♀が拒否するのかなかなか交尾には至りません。

交尾器の先には鉤爪のようなものが見えます。

ちょっとピントを外しましたが、鉤爪が伸びているのが見えます。交尾を確実に成功させるための仕組みでしょうか。


片側3本の脚を上げたまま辛抱強くチャンスを窺う♂の姿勢は以前に見た時(こちらこちら)と同じです。そしてその前胸背板にはたくさんのダニが・・・。

トゲダニ科の一種だと思いますが、始終ごそごそと動き回っていました。体長は大きいもので0.5mm足らずです。

(2021.07.17・明石公園)

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