2025年6月26日木曜日

ムナブトヒメスカシバ

 イタドリの葉の上に乗っているのを見て一瞬ドロバチかと思いましたが、よく見るとスカシバの一種でした。この仲間としては非常に小さく、見間違えたのもそのせいかも知れません。後で調べてみるとムナブトヒメスカシバ Entrichella constricta という種で、やはり国内では最小のスカシバだそうです。私にとっては初見の大変美しい蛾なので、逃げられぬよう細心の注意を払いながらそろりそろりと近づいたのですが、運よく睡眠中だったのか、最後には葉をつまんで顔のアップを撮り終えるまでじっとしていてくれました。体長は10mm足らず、前翅長は8mmくらい。腹部が太いので♀だと思います。写真では前翅に透明部分が見えませんが、ネット上の多数の画像を見比べると、♂では透明部分がはっきりしていますが♀ではほとんど見えないようです。








(2025.06.19・明石公園)

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