先日、チビハナゾウムシがたくさん集まっていたアカメガシワを見に行くと、ゾウムシはほとんど姿を消していましたが、クサカゲロウの仲間の幼虫が1匹、花外蜜腺に来ていました。
クサカゲロウ類の幼虫が持つ大きな牙は、大顎の溝に小顎がはまりこんで管になったもので(吸収顎と呼ばれます)、獲物の体液はこの管を通して吸収されるそうです。しかしここでは蜜を吸うのに使っているようには見えません。
よく見ると大顎の下から伸びた小腮髭(あるいは下唇髭かな?)が蜜腺に接していて、これで蜜を摂取しているようです。
仲良く蜜を分け合うかと思えば、
小さいほうは場所を譲って葉裏に退却。
(2025.07.01・明石公園)
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