2025年7月15日火曜日

モグリチビガ科の一種?

 翅端まで2.6mmほどの微小な蛾です。樹液の染み出たアベマキの幹を調べている時に、ちょうど目の前に飛んできて樹皮の窪みの中にとまりました。こちらと同じモグリチビガ科(Nepticulidae)の一種ではないかと思っているのですが、確信はありません。触角の根元が広がっていて複眼が全く見えませんが、これは眼帽と呼ばれるものです。“みんなで作る日本産蛾類図鑑V2”によるとこの特徴を持っているのはモグリチビガ科の他にはヒラタモグリガ科とハモグリガ科にほぼ絞られるそうなので、他の二つの科のどちらかかも知れません。触角を拡げればばこちらのハモグリガのようにその下から複眼が現れるはずです。





(2025.07.01・明石公園)


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