2024年3月14日木曜日

脱皮直後のクストガリキジラミ幼虫

 クスノキの葉裏で、脱皮したばかりのクストガリキジラミ Trioza camphorae の幼虫がいました。

周囲の、暗色に白いワックスを吹いた兄弟たちの中で黄色い体が目立ちます。

普段は自分で作った葉裏の窪みにぴったり収まっているのですが、脱皮のために這い出してきています。このあたりは以前に見たニッケイトガリキジラミでも同様でした。


しばらく見ていると、今度はじわじわと後ずさりをはじめました。

元の窪みに戻っていきます。

羽化直後は透明感があってきれいですが、やがて周囲の同族と同じ、虫とは思えぬ姿に変わってしまうんでしょう。
以前のブログには春に撮影した若齢幼虫も出しています。

(2024.03.11・明石公園)



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