いつも見ているイスノキで、今年もイスノキハリオタマバエ(?)の蛹殻がたくさん見られたので、そのあたりに羽化した成虫がいないかと探していたら、葉の裏で交尾しているタマバエが見つかりました。イスノキハリオタマバエ(と思われるもの)よりひと回り小型で体色も薄く、別種のようです。イスノキに何らかのつながりががあるのかどうか分かりませんが、他には見つからなかったので偶然飛んできただけなのかもしれません。
体長は1.4mmくらいです。
(2022.04.20・明石公園)
いつも見ているイスノキで、今年もイスノキハリオタマバエ(?)の蛹殻がたくさん見られたので、そのあたりに羽化した成虫がいないかと探していたら、葉の裏で交尾しているタマバエが見つかりました。イスノキハリオタマバエ(と思われるもの)よりひと回り小型で体色も薄く、別種のようです。イスノキに何らかのつながりががあるのかどうか分かりませんが、他には見つからなかったので偶然飛んできただけなのかもしれません。
アラカシの幹を登っていたきれいな芋虫。背中の二又に分かれた突起が特徴的で、調べてみるとシモツケマルハバチ Apareophora japonica の幼虫のようです。体長は12mmくらいで、まだ若齢だと思いますが、食草を離れて迷子になってしまったんでしょうか。
草むらを歩いていると足元からとび出してきました。オオウンモンクチバ Mocis undata だと思います。越冬明けの成虫かと思ったら、蛹で冬を越すそうなので、羽化したばかりなんでしょう。前翅長は約23mmです。
いつも見ているアラカシの幹に、今年もたくさんのカシノアカカイガラムシが出てきていました。
体長は1mmちょっと、少し離れるとほとんど目にとまりませんが、近づいてよく見ると幹の上いたるところこの赤い虫が歩き回っています。冬を越した「中間幼虫」から羽化してきた口吻の無い♀成虫たちです。ツバキの幹の脇に小さな網を張っていたコガネグモ類の幼体です。この場所で見かけるのはほとんどコガタコガネグモ Argiope minuta ばかりなので多分その幼体だと思いますが、別の種かも知れません。体長約5mm。申し訳程度の隠れ帯を付けています。