先日出したマツヘリカメムシと同じ場所に、ヤニサシガメ Velinus nodipes の幼虫もいました。
体長は約10mm。この日見つけたのはこの1匹だけでしたが、マツの長い葉が邪魔をしてレンズを近づけるのが難しく、アップが撮れません。2024年4月27日土曜日
ヤニサシガメ幼虫
2024年4月26日金曜日
トホシクビボソハムシ
いつもの虫撮り仲間に場所を教えてもらってトホシクビボソハムシ Lema decempunctata を撮影に行ってきました。現場は住宅地の道端で、ガードレールにそって生えたクコの幼木です。ざっと探すと何組かのペアも含めて10匹程度はいたようですが、写真のひと組以外は撮る前にさっさと逃げてしまいました。以前に海岸の石の下で越冬しているのを見つけたことはありますが(2010年、2016年)、活動中のものを見たのはおそらく今回が初めてだと思います。
2024年4月25日木曜日
アカメガシワの新葉に乗るクロヒラタヨコバイ幼虫
アカメガシワの新葉の上のクロヒラタヨコバイ Penthimia nitida 幼虫です。珍しくもない最普通種ですが、赤い星状毛の密生した葉の上がお花畑のように見えませんか?
2024年4月24日水曜日
ツヤヒメハナカメムシ
昨日の記事のスイバトビハムシを追いかけていた際に、同じギシギシの葉の上で小さなハナカメムシを見つけました。こちらとよく似ていて、同じヒメハナカメムシ属 Orius だと思います。ただし前回とは体色が違うので別種でしょう。特に頭部の先端が黄色ですが、同属でよく似た4種のうちこの特徴が当てはまるのはツヤヒメハナカメムシ Orius nagaii だけのようです。他の特徴にも矛盾は無いので、おそらくこの種で間違いないでしょう。花を訪れていたらしく、全身花粉まみれでした。体長は約2.3mmです。
2024年4月22日月曜日
スイバトビハムシ
ギシギシの葉で交尾していたスイバトビハムシ Mantura clavareaui のペアです。同じくギシギシの葉につくコガタルリハムシやギシギシクチブトサルゾウムシとともにこの日はたくさん見かけたのですが、よく晴れてかなり気温が上がっていたせいか逃げ足が速く、どうにか撮れたのはこのペアだけでした。今が活動の最盛期のように見えますが、以前対岸の淡路島の海岸で、真冬にもかかわらず元気に動き回っているのを見たことがあります。体長3mm足らずの小さなハムシです。
2024年4月21日日曜日
2024年4月20日土曜日
マツカレハの中齢幼虫
マツの葉を食べていたマツカレハ Dendrolimus spectabilis の幼虫です。体色は以前に出した若齢幼虫と同じですが、体長は2倍近い約26mmで、中齢でしょう。きれいな毛虫ですが、黒い毛は毒針毛だそうなので、触ってみる気にはなりません。拡大してみると様々な色や形の毛が入り混じっていることが分かります。それぞれに役目があるんでしょうか。