2019年12月10日火曜日
2019年12月7日土曜日
ホシヒメヨコバイ
風の強い、寒い日でしたがヌルデの葉を裏返すとホシヒメヨコバイ Limassolla multipunctata の成虫・幼虫がたくさんいました。
翅端まで約3mm、小さくて地味ながら、なかなか美しいヨコバイです。
成虫の斑紋には変異がありますが、これはテネラルかも知れません。
体長約2.4mmの、多分終齢幼虫。成虫には似ない刺だらけの姿です。
別個体ですがこれも多分終齢です。
こちらは翅芽が短く、体長約1.6mm。
更に小さく、約1mm。
約0.8mm。
これくらいで初齢でしょうか。体長約0.5mmです。
同じ個体ですが、複眼が上を向いています。
(2019.12.03・明石公園 学が丘北公園)
2019年12月6日金曜日
2019年12月5日木曜日
クダクラゲの一種
冬場によく見られるクダクラゲの一種(クダクラゲ目 Siphonophorae、鐘泳亜目 Calycophorae)です。この仲間は以前のブログにも三度ばかり出していますが(2010.01.27、201.02.14、2010.10.08)、複数の種がいるようです。
ほとんど無色透明の体の中心部に、緑色に妖しく光る場所があります。
触手(?)をゆっくりと伸ばしていました。
体表に1匹だけ、以前にも見た吸虫が付着していました。
(2019.11.22・西舞子海岸にて採集)
2019年12月3日火曜日
2019年12月1日日曜日
2019年11月29日金曜日
フロントニア(クチサケミズケムシ)の一種
大型の繊毛虫、フロントニア Frontonia(クチサケミズケムシ)の一種です。
運動を抑えるため、プレパラートに封じる際水の層をかなり薄くしたので、カバーガラスを載せた途端トリコシストを大量に放出してしまいました。
運動を抑えるため、プレパラートに封じる際水の層をかなり薄くしたので、カバーガラスを載せた途端トリコシストを大量に放出してしまいました。
画面右上に見える針状のものが放出されたトリコシストで、外的に対する防御の役割を持つとされています。本来細胞膜直下にある袋状の組織ですが、細胞が刺激を受けて中身が放出される際に針状になるそうです。
細胞の形は本来太短い円筒状ですが、カバーガラスに押し付けられて平べったくなっています。
細胞の厚みの中心付近にピントを合わせると表面の繊毛が見えてきます。
右上に見えるのが細胞口。
呑み込んだケラチウム Ceratium が画面右に見えます。
動画です。
後半で、食物の残滓を排出する様子が見られます。
(2019.10.10・明石公園 桜堀にて採集)
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