これは以前のブログで8年前、ニセクビボソムシ科の一種として掲載していたもので、当時甲虫図鑑などを調べても該当する種が見つかりませんでした。その時点では未記載だったようですが、滋賀県大津市で多数の個体が採集されていて、それらの標本をもとに2015年11月に日本甲虫学会の斎藤昌弘氏によってヨツモンシガニセクビボソムシ(Shigaderus nakagawayui M. Saitô & Young, 2015)と命名・記載(新属新種)されました。
また2014年7月に採集してお送りした5頭の標本は斎藤氏により同定され、「月刊むし」No.547(2016年9月号)にヨツモンシガニセクビボソムシの追加産地(兵庫県明石市)として報告されています。
今回は数年ぶりの再会で、サクラの葉裏で静止していたものですが、数枚撮影すると動き出したのでそのまま採集して深度合成撮影に供しました。
また2014年7月に採集してお送りした5頭の標本は斎藤氏により同定され、「月刊むし」No.547(2016年9月号)にヨツモンシガニセクビボソムシの追加産地(兵庫県明石市)として報告されています。
今回は数年ぶりの再会で、サクラの葉裏で静止していたものですが、数枚撮影すると動き出したのでそのまま採集して深度合成撮影に供しました。
これまでに撮影した個体はすべてこのように広葉樹の葉裏で静止しているだけでした。夜行性なんでしょうか。体長約1.8mmです。
以下深度合成。
(2020.08.06・明石公園にて採集)