ミズアブ科 Wallacea 属の一種の♂です。
同属のミズアブは以前のブログで3度ばかり(2011.09.20、2013.05.31、2014.05.03)出していますが、どれも産卵中の♀ばかりでした。今回持ち帰った♂はそのうちのどれかと同種なのかも知れません。「ミズアブ科図鑑」では3種の♂の標本画像が見られますが、どれも同じように見えて、これだけで種まで見当をつけるのは無理なようです。
2021年4月26日月曜日
ミズアブ科 Wallacea sp. ♂(深度合成)
(2021.04.15・明石公園にて採集)
2021年4月24日土曜日
キバラトゲナシミズアブ Allognosta japonica (深度合成)
2021年4月23日金曜日
脱皮直後のウロコアシナガグモ♂
イスノキの枝葉を眺めていると、脱皮殻をぶら下げたウロコアシナガグモの♂がいました。
体長は約6mmで、おそらくこれが最後の脱皮だったのでしょう。
近くの別の葉にも成虫と思われる♂がいました。
大あごと触肢が目立ちます。
(2021.04.15・明石公園)
2021年4月22日木曜日
羽化に失敗したイスノキハリオタマバエ
今年もイスノキの実のゴールからタマバエ(イスノキハリオタマバエ、またはイスノキミタマバエ asphondylia sp.)が羽化してくるころだと思って見に行きましたが、すでにシーズンは終わったのかあちこちの実に空の蛹殻が残されているだけです。ただその中で1匹だけ、羽化に失敗した遺骸が風に揺れていました。
(2021.04.15・明石公園)
2021年4月20日火曜日
カシケクダアブラムシに産卵するアブラバチの一種
アラカシの新葉の裏で、カシケクダアブラムシを狙っていたアブラバチ(コマユバチ科アブラバチ亜科 Aphidiinae の一種)です。アブラムシはちょうど越冬卵から孵化した幹母が産卵を始めたところで、1匹の幹母と数匹の1齢幼虫からなる小集団があちこちの葉で見られましたが、アブラバチは特にその幼虫を狙っているように見えました。ハチは大きく拡げた脚の間から腹部を伸ばして産卵管を突き刺すのですが、とても動きが早く、何度かチャンスがあったものの状況がよく分かる写真は撮れませんでした。
(2021.04.08・学が丘北公園)
2021年4月19日月曜日
チビヒョウタンゾウムシ(深度合成)
落ち葉や石の下からよく見つかる、チビヒョウタンゾウムシ Myosides seriehispidus です。珍しくもないゾウムシですが体表を覆う鱗片が面白いので、今回は採集して深度合成してみました。
(2021.04.08・学が丘北公園にて採集)
2021年4月18日日曜日
翅の短いトビコバチ科の一種(Encyrtidae gen sp.)
落ち葉めくりをしていたら、小さくて丸っこい真っ黒なハチが出てきました。
落ち葉を持ち上げて撮ろうとすると表から裏へまた表へとひたすら逃げ回り、ピントを合わせもままならないので見失わぬうちにと、持っていたフィルムケースに捕獲してしまいました。最初一見翅がないように見えたので以前に一度見たきりのダルマタマゴクロバチの仲間かと思ったのですが、ピンボケの写真を確認したところ短い翅を持ったトビコバチの一種のようです。
持ち帰ってSTACK撮影したのが下の画像ですが、翅がごく短いという以外の目立つ特徴もないトビコバチで、属の見当もつきません。
持ち帰ってSTACK撮影したのが下の画像ですが、翅がごく短いという以外の目立つ特徴もないトビコバチで、属の見当もつきません。
(2021.04.08・学が丘北公園にて採集)
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