2021年10月29日金曜日

アズチグモ・♀の顔♂の顔

 それぞれ別の日に撮ったものですが、アズチグモ Thomisus labefactus の雌雄顔面くらべです。

まず♀。

こちらが♂。
撮影倍率は同じです。

(2021.10.09,21・明石公園)

2021年10月25日月曜日

ギボシヒメグモ

 クサギの葉裏をめくるとギボシヒメグモ Chrysso albipes がいました。この場所で見るのは初めてです。このクモを見ていると、この2週間ほど前にすぐ近くで撮影した不明のクモは同種の♂の幼体ではないかという気がしてきました。

♀成体が1匹と、幼体が10匹ばかり葉裏に広く散らばっていました。画面右には獲物になったらしいチマダラヒメヨコバイが写っています。


幼体は体長約1.2mmで、孵化後1、2度の脱皮を経たもののようです。数も少ないので、他の兄弟たちの多くはすでに分散していったのかも知れません。


ネット上の画像を見るとこのギボシヒメグモは体色や腹部の形にかなり大きな変異があるようです。


母グモの体長は約2.5mm。


少し離れた場所に新しい卵嚢もありました。高さは2mmくらい。


撮影していると先の母グモが駆け付けました。

周りの幼体たちが孵化した後で再び産卵したものでしょうか。

(2021.10.21・明石公園)

2021年10月24日日曜日

クロハススジハマダラミバエ

翅に特徴的な斑紋のあるハエがマサキの葉の上を翅をひらひら動かしながら歩いていました。ハススジハマダラミバエの仲間(Anomoia 属)です。この属ではよく似た種がこのあたりでも数種いて、一見しただけではどれも同じように見えますが、写真をよく調べてみると以前のブログでも一度掲載しているクロハススジハマダラミバエ(ワモンハマダラミバエ) Anomoia permunda でよさそうです。


体長は約4.3mmです。

ちょっとくたびれた様子で、翅があちこち破れています。

しきりにお化粧をしていました。


顔面の刺毛もだいぶ抜けています。


過去に掲載した他の Anomoia 属


(2021.10.21・明石公園)

2021年10月23日土曜日

コガネグモ

コガネグモの仲間の大きな円網が日光に輝いていました。体長が11mmほどなのでコガタコガネグモかと思ったのですが、体の模様を見るとコガネグモ Argiope amoena のようです。よほど獲物に恵まれなかったのでしょうか。



(2021.10.21・明石公園)

2021年10月22日金曜日

樹液に産卵するショウジョウバエの一種

アラカシの幹から浸み出した樹液の中を歩いていたハエですが、見ていると時々腹端を樹液の中に突き刺しています。産卵行動でしょう。ショウジョウバエ科の一種だと思いますが、それ以上は分かりません。幼虫はこんなふうに樹液の中で育つのでしょう。翅端まで約3mm、体長は2.5mmくらいです。






(2021.10.15・明石公園)

2021年10月21日木曜日

キバラヘリカメムシ・羽化

 先日、多数のキバラヘリカメムシが集まっているのを見たマサキの植え込みを約2週間後に覗いてみると、ちょうど羽化の途中の個体が見つかりました。


この個体が羽化の足場に選んだのはマサキではなく枝を接した隣のトベラの葉裏です。見つけた時にはすでに半身が出ていました。




1枚目から約12分で全身が出ました。



(2021.10.15・明石公園)

2021年10月19日火曜日

ヒメクダマキモドキ ♂

アカメガシワの葉の上で暇をつぶしていたヒメクダマキモドキ Phaulula macilenta です。

翅の下から辛うじて尾毛が見えるので♂だと分かります。体長25mm、翅端まで37mmくらい。

代わり映えのしない顔写真です。

(2021.10.15・明石公園)