2021年10月25日月曜日

ギボシヒメグモ

 クサギの葉裏をめくるとギボシヒメグモ Chrysso albipes がいました。この場所で見るのは初めてです。このクモを見ていると、この2週間ほど前にすぐ近くで撮影した不明のクモは同種の♂の幼体ではないかという気がしてきました。

♀成体が1匹と、幼体が10匹ばかり葉裏に広く散らばっていました。画面右には獲物になったらしいチマダラヒメヨコバイが写っています。


幼体は体長約1.2mmで、孵化後1、2度の脱皮を経たもののようです。数も少ないので、他の兄弟たちの多くはすでに分散していったのかも知れません。


ネット上の画像を見るとこのギボシヒメグモは体色や腹部の形にかなり大きな変異があるようです。


母グモの体長は約2.5mm。


少し離れた場所に新しい卵嚢もありました。高さは2mmくらい。


撮影していると先の母グモが駆け付けました。

周りの幼体たちが孵化した後で再び産卵したものでしょうか。

(2021.10.21・明石公園)

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