カイアシ類のオイトナ属 Oithona は昨年にも出していますが、これは別種のようで、ちょっと豪華な叉肢をもっています。過去の画像を探してみると、以前のブログで5年前に出したものと同じもののようですが、今回は深度合成しました。
2021年12月6日月曜日
叉肢が美しいオイトナ属の一種(Oithona sp.)
2021年12月5日日曜日
シラホシトリバ
トベラの葉裏にとまっていたシラホシトリバ Deuterocopus albipunctatus です。珍しいものでもありませんが、この奇抜な形は、もしこれで数がはるかに少なければマニアに珍重されたかも知れません。
2021年12月4日土曜日
スチコロンケ(の殻?)
スチコロンケ(Sticholonche zanclea)は現在では放散虫に含められるそうです。以前にも掲載していますが、ピントの浅い画像で全体像を見せるのには大変都合の悪い形をしています。今回は採集したサンプルの中に内容物がほとんど抜けて殻だけになったようなものを見つけたので、バラバラにならない程度にカバーガラスで軽く押しつぶし、深度合成撮影をしてみました。
2021年12月3日金曜日
キモンケチャタテ
いろんなサイトで画像が掲載されているキモンケチャタテ Valenzuela oyamai ですが、なぜかこれまで見る機会がなく今回が初めての登場です。クサギの葉裏にいました。頭端から翅端まで約4.2mmです。
2021年12月2日木曜日
ハラビロクロバチ科の一種(?Leptacis sp.)
2021年12月1日水曜日
オヨギソコミジンコの一種(Microsetella sp.)
近所の海で普通に採れる細長いカイアシ類で、オヨギソコミジンコ (Microsetella 属)の一種だと思います。多数の種があるのだろうと思いますが岩国市立ミクロ生物館監修の「日本の海産プランクトン図鑑」で紹介されている Microsetella norvegica の画像がよく似ていて、本州中南部では秋に多くなる、という点も一致するのでこの種かも知れません。
カバーガラスの下に閉じ込めるとしばらくは暴れまわっていましたが、やがて動きを止めたので明・暗視野で深度合成撮影しました。内蔵(消化管)だけは撮影中も盛んに前後に動いていましたが、画像にはあまり影響しなかったようです。
2021年11月30日火曜日
チンチニディウム(Tintinnidium sp.)
これはチンチニディウム Tintinnidium の一種だと思います。殻(ロリカ)に収まったツリガネムシと言った格好ですが、以前に掲載したビンガタカラムシやカメガタカラムシ、アナトックリカラムシなどと同じ有鐘目(カラムシ目)に属し、ツリガネムシの仲間ではありません。古い図鑑ではツボコムシという和名も使われていますが、あまり一般的ではないようです