足元の草の間に網を張っていたナガコガネグモ Argiope bruennichi です。体長は18mmほどで、♀の幼体でしょう。近くにはほぼ成体と思われる個体もいました。昨日の記事のベッコウハゴロモと同じ河川敷ですが、いつも通っている公園では適当な草叢が少ないせいか、ほとんど見かけることがありません。
(2022.08.27・神戸市西区伊川)
足元の草の間に網を張っていたナガコガネグモ Argiope bruennichi です。体長は18mmほどで、♀の幼体でしょう。近くにはほぼ成体と思われる個体もいました。昨日の記事のベッコウハゴロモと同じ河川敷ですが、いつも通っている公園では適当な草叢が少ないせいか、ほとんど見かけることがありません。
モチノキの幹にいたビロウドチャタテ科 Lepidopsidae の一種です。現場では初めて見る種のような気がして念のため採集して帰ったのですが、よく見ると以前のブログに出したものと同じものでした。その時には psocodea さんから、「この種はまだ日本から記録の無い物ですが,割と良くとれています。北米にいる Echmepteryx hageni と同種か,極めて近縁な種と考えています」というコメントをいただいています。その種名で検索すると海外サイトの画像がたくさんでてきますが、確かに写真だけでは見分けがつきません。折角持ち帰ったのでスタック撮影もしてみました。
クズの葉の裏にいたカンタン Oecanthus longicauda の♂です。こういう虫はできるだけ自然な感じで撮りたいのですが、葉が風で揺れてブレボケを量産してしまいました。掲載写真もこのサイズでは分かりませんが、実はブレています。もちろん、後半の顔のアップは葉を手で押さえて撮ったものです。
先日の記事と同じシュードマイクロソラックス(Pseudomicrothorax sp.)です。同じサンプルで見つけましたが、こちらは細胞長が3倍近くある大型種です。丸く盛り上がった背面を上にしていて、1枚目は腹面近くにピントを合わせていますが細胞が不透明で様子がよく分かりません。2枚目以下では背面の隆起線が見えます。4枚目では左下が前端で、右向きに口部があります。