アラカシのひこばえの葉の上にとまっていたハエです。翅に特徴的な黒紋があって、その上さらに翅の付け根に近いあたりから一対の黒い突起がとび出ています。真上から数枚撮った後、側面から撮るために邪魔になる葉を動かそうとしたら逃げられました。面白いハエなのに、残念。
確かどこかで見た憶えがある気がして帰宅後検索してみると、あちこちのサイトで Euthera tuckeri (ヤドリバエ科ヒラタヤドリバエ亜科)として紹介されているのが同種のようです。
体長約5.5mm。
(2022.10.01・明石公園)
アラカシのひこばえの葉の上にとまっていたハエです。翅に特徴的な黒紋があって、その上さらに翅の付け根に近いあたりから一対の黒い突起がとび出ています。真上から数枚撮った後、側面から撮るために邪魔になる葉を動かそうとしたら逃げられました。面白いハエなのに、残念。
確かどこかで見た憶えがある気がして帰宅後検索してみると、あちこちのサイトで Euthera tuckeri (ヤドリバエ科ヒラタヤドリバエ亜科)として紹介されているのが同種のようです。
体長約5.5mm。
(2022.10.01・明石公園)
昨日の記事と同じハバチの仲間ですが、これはツツジの葉に産卵していたルリチュウレンジ Arge similis です。
葉に入った産卵管が透けて見えています。河川敷のヤブガラシの葉の上に赤いカメムシが1匹。アカサシガメだろうと思って近づくとヒメマダラナガカメムシ Graptostethus servus でした。以前に海岸の石の下でたくさん越冬しているのを見たことがありますが、いつもの公園では見かけない種です。ヤブガラシにヒルガオ類の蔓が絡んでいたのでそっちから移ってきたのだろうと思いますが、探しても他には見つかりませんでした。色彩変異の大きい種で、これは黒い部分の少ない個体です。
昨年秋に虫撮り仲間に教えられて初めて見たアミガサハゴロモ似の外来種(?Pochazia shantungensis)ですが、昨年見つけられなかった幼虫をようやく撮影することができました。
一か月ほど前に撮影した繊毛虫の一種です。扁平な体形で、V字型に開いた大きな囲口部、腹面に並んだ棘毛列など、スティロニキア Stylonychia やユープロテス Euplotes と共通する特徴を持っていますが、図鑑やネット上の画像を探してもぴったり一致するものが見付かりません。2000年発行の日本淡水動物プランクトン図鑑ではこれらは下毛目 Hypotrichida として纏められていますが、原生生物情報サーバによればかつての下毛目は棘毛亜綱 Sporadotrichea と下毛亜綱 Hypotrichia に再編されているようです。今回の繊毛虫がどちらに分類されるものか分かりませんが、とりあえず下毛類の一種としておきます。最初背面を向けて泳いでいましたが(1~2枚目)途中でカバーガラスを少し持ち上げてから戻すとうまい具合に反転して腹面を上に向けてくれました(3~5枚目)。微分干渉で対物40X、フラッシュ撮影です。