サヤツナギ(Dinobryon)は好きな微生物の一つですが、プレパラートに封入すると短時間で動きを止めて間もなく死んでしまうということが多く、扱いにくい生き物でもあります。今回はサンプル中に大量の群体が含まれていたので、何度か試しているうちに比較的活きのよい状態のものを撮影することが出来ました。ロリカ(殻)の形から以前のブログに出したものと同じ、D. sertularia という種だと思います。「淡水微生物図鑑」によればディノブリオンな中でもっとも遭遇する頻度が高い種だそうですが、以前には同じ場所でロリカにくびれのあるD. divergens (ヒダサヤツナギ)と思われる種も採集しています。
2023年2月13日月曜日
2023年2月12日日曜日
クヌギカメムシの孵化
2023年2月11日土曜日
2023年2月8日水曜日
コガタスズメバチ越冬女王
2023年2月7日火曜日
2023年2月5日日曜日
落ち葉の間のユウレイグモ
昨日のチクシトゲアリと同じく、キリの落ち葉の間にいたユウレイグモ Pholcus crypticolens です。以前のブログでも一度出したことがありますが、やはり同じ季節でした。夏場にはまだ見たことがありません。
意外に面白い顔をしています。
(2023.02.03・学が丘北公園)
2023年2月4日土曜日
チクシトゲアリ脱翅女王
キリの落ち葉の中で越冬していたチクシトゲアリ Polyrhachis moesta です。胸部に翅がついていた跡があるので女王でしょう。脱翅女王と呼ぶそうです。樹上で営巣する種で、以前のブログにも同じ公園で撮ったものを出していますが(2010/07/22、2011/02/06)、ここ数年は見ていませんでした。この女王は単独でいましたが、2011年には上のリンクのように同じ季節に幼虫を含む集団を見ています。探せば巣も見つかるのかも知れません。
(2023.02.03・学が丘北公園)
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