モチノキの幹を登っていたアシブトコバチ科の一種です。体長5.5mmほどで、この仲間でも比較的大きい方だと思いますが、斑紋などこれといった特徴もなく、科より先はさっぱり分かりません。
2023年6月13日火曜日
2023年6月12日月曜日
アミガサハゴロモとアオバハゴロモの若齢幼虫
お馴染みアミガサハゴロモ Pochazia albomaculata の幼虫です。
体長は2mmほどなのでまだ若齢でしょう。トウネズミモチの枝にたくさんいました。
同じ枝にアオバハゴロモ Geisha distinctissima の幼虫もたくさん集まっていました。体長も同じくらいです。
こちらはアミガサと違ってあまり歩き回りません。
(2023.06.04・明石公園)
2023年6月11日日曜日
2023年6月10日土曜日
アカガネサルハムシ
先日掲載したブドウハマチョッキリと同じ日、同じエビヅルにこのアカガネサルハムシ Acrothinium gaschkevitchii も来ていました。稀種ではありませんが、このあたりではそうどこにでもいるというわけでもなく、見つけると嬉しくなるきれいなハムシです。
(2023.05.25・明石公園)
2023年6月9日金曜日
今年も出てきたイスノキのカタビロコバチ
毎年この季節に、同じイスノキで観察しているカタビロコバチの一種ですが、今年も忘れずに出てきました。このイスノキの実はほとんどがイスノキハリオタマバエに寄生されて、正常な大きさまで成長せずにイスノキミコガタフシと呼ばれるゴールとなっています。このカタビロコバチはそんな矮小な実から羽化してくるのです。おそらくこのタマバエに寄生しているか、あるいは単に同居しているのかのどちらかだろうと思っていますが、確実なことは分かりません。また一度だけですが、同じ木でナガコバチ科の Neanastaus albitarsis の産卵を見たこともあります。この種はタマバエ類に寄生することが知られているそうで、ホストはイスノキハリオタマバエと考えてよいでしょう。またこの木の実にはかつてイスノキモンオナガコバチも数多く寄生していましたが、もう10年以上姿を見ません。タマバエの寄生率が非常に高く、オナガコバチが利用できる実がほとんど残されないためではないかと推測しています。
この♂は触角が1本しかありませんが、実から出てくる♀を待ち受けていました。
♀の体が出てくると♂はその背中に回りこみます。
♂は♀の背中に乗ってしきりに顔を覗き込むような動作を繰り返していましたが、交尾は見られず、やがて♀を抱えたまま飛び去りました。
(2023.05.27・明石公園)
2023年6月8日木曜日
アオオビハエトリ・オス
アラカシの幹を徘徊していたアオオビハエトリ Siler vittatus の♂です。このクモも、♀に比べて♂を見かけることは少ないように思います。体長約6mm。
(2023.05.27・明石公園)
2023年6月7日水曜日
葉裏のカメムシ卵2種(クサギカメムシと“?”)
木の葉の裏で見つけた2種のカメムシ卵です。
一つ目はクサギカメムシ Halyomorpha halys の卵。シャリンバイの葉裏で、全部で28個あります。(2023.05.27・明石公園)
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