2019年11月8日金曜日

糞を背負ったキノコバエ科幼虫


落葉の間にいた、自分の糞を背負った双翅目幼虫です。どこかで見たはずだと思い帰宅して調べてみると、やっぱりBABAさんのところにありました。そこでは ezo-aphid さんとともに詳細に調べられた結果キノコバエ科 Epicypta sp. とされています。幼虫の体型はよく似ていて、同属かも知れません。

湿った落ち葉にくっついた、何かの糞のようなものを見ていると、

動き出しました。

自分の糞を背負ったウジムシのようです。全体の長さは約2.5mm。下から小さな頭が覗いています。

逆光で見ると体の下の部分が透けています。

ときどき頭を持ち上げるのですが、薄暗い場所でなかなかピントとタイミングが合いません。

一対の角のようなものは何でしょうか。

落葉の先でそっと裏返してみました。

糞の覆いから身を乗り出すようにして起き直ろうとしています。

脚はありません。

なんとか起き直ったのですが糞のお家が落ち葉にくっついてついてこず、結局裸になってしまいました。

ずんぐりとした体型で、体長もやはり約2.5mmです。

皮膚の下の気管がよく見えます。

これでお終い。たくさん食べて早くお家を再建してくれればいいんですが。

(2019.11.01・学が丘北公園)

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