2020年10月19日月曜日

カンシャワタアブラムシ

 ススキの葉の裏に、白い綿毛のようなワックスに覆われたアブラムシが集まっていました。カンシャワタアブラムシ Ceratovacuna lanigera だと思います。和名のカンシャは甘蔗で、その名の通りサトウキビの害虫としてよく知られているようす。和名で検索すると特に沖縄地方でのその防除に関する記事がたくさん出てきました。また、1齢幼虫が頭部に1対の角状突起を持っていて、それで捕食者の卵や幼虫を攻撃するそうです。



長く伸びたワックスでほとんど虫体が見えません。


有翅虫もいるようです。裸の小さな幼虫も見えます。


これが1齢幼虫でしょうか。体長は0.8~0.9mmくらいで、頭部に角状突起が見えます。

(2020.10.12・舞子墓園)

2 件のコメント:

  1. サトウキビ収穫の仕事をしています。全てのキビがこのワタアブラムシの被害に遭った畑がありました。畑には鼻をつく臭気があり、キビの葉は上部はムシで真っ白、下部は黒く煤けていました。
    ベテランの人が言うには肥料のあげすぎではないかと。
    ワタアブラムシが蠢くさまはダニやノミのようで見ていて痒くなってきます。

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    1. コメントありがとうございます。こちらではあまり見かけないアブラムシなので喜んで撮影しましたが、サトウキビ栽培にとっては大害虫なんですね。このような小さな虫がびっしり集まっているさまは人によっては身体的な反応を呼び起こすようですが、私はあまり感じません。蓼食う虫も好き好きというところでしょうか。

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