ノブドウの葉に白い軌跡が描かれています。
終点まで辿っていくと、薄い表皮の下に黄色いイモムシが見えていました。
体長は、真直ぐに伸ばせば4.5mmくらいでしょう。
透過光で見るとこんな感じです。
頭部です。
旺盛な食欲で、表皮に穴を開けることなく器用に食べ進んでいきます。
これは別の葉ですが、体長は同じくらい。
これはハモグリガ科の幼虫に違いなかろうと思っていたのですが、帰宅して“みんなで作る日本産蛾類図鑑V2”に当たってみるとノブドウにつくブドウコハモグリ Phyllocnistis toparcha という種がいるそうで、これはハモグリガ科ではなくホソガ科コハモグリ亜科に入れられています。どちらにしてもハモグリガの仲間でいいような気もしますが、タイトルには疑問符をつけておきました。
(2019.10.01・明石公園)